中学生になり、初めての電車通学が始まりました
部活はバドミントン部に入り、とにかく楽しくやることをモットーに活動しておりました。
真面目に真剣に一生懸命やる、努力することの恥ずかしさ満載の女子学生でした
勉強の方もそこそこはやるという感じです。
高校1,2年の時にはクラスメイトに恵まれて、一緒に何か楽しいことがしたい!と思い、音楽会の責任者に立候補しました。
(この頃から音楽が好きだった!)
優勝を目標にクラスメイトを盛り上げて楽しい思い出作りに邁進しました。
(みんなで1つの目標に向かって一致団結して喜びを分かち合い感動するのが喜びでした!青春!)
休日には友人と原宿や渋谷に遊びに行くこともあったのですが、人混みに酔ってしまい気分が悪くなることが多々ありました。
普段も胃の調子が悪く、頻繁に胃薬を服用していました
(今思うと、意外に繊細さんHSPだったからかなと思います)
学生生活はいかに毎日を笑って楽しく面白く過ごすかを考えて過ごしていました。
しかし、高校2年生に近づくにつれて変化していきます。
部活ではコーチが代わり、バドミントン上達のための目標設定や同学年との競争、自主練が入ってきました。
楽しんでやることが私のモットーだったので、案の定全然ついていけず落ちこぼれ組になります。
このままでいいのか?自問自答しました。
6年間の集大成のインターハイ予選の引退試合に出られないままで終わるのは悔しすぎる。
一念発起し努力する道を選択することにします。
すると上達はそこまでしなかったものの、コーチに努力している姿を評価されてなんとか引退試合には無事に参加して1勝することができました。
しかし喜びや達成感は小さく、ホッとした気持ちが大きかったです。
(私はやっぱりみんなで純粋に楽しくワイワイやるのが喜びだった!)
学校生活も大学受験の時期になり、予備校に通い始めます。
今まで皆同じ場所にいたのに、それぞれの道に分かれて生きていくことの寂しさを感じていました。
とりあえず興味のある学部を選択し聞いたことのある大学を志望校に受験勉強を始めます。
そして勉強はほどほどに頑張り、第三志望の大学に入ることになりました。
(本当に将来について考えたことがなかった!ただただ今を精一杯楽しく過ごす。この時の方がシンプルに本質的に生きていた!!)
大学に入ると今までとは別世界!
男子がいると女子って変わるんだ!
なんかややこしいぞ?
女子校時代は井の中の蛙だった!と痛感しました。
そんな私はサークルにも入らず、バイト三昧の大学生活を過ごします。
3年から始まるゼミでは会社の人事評価制度をテーマにしているゼミに入りました。
(なんとなく興味があると思ったが・・・)
不当解雇の問題や評価制度の問題点などを調べる中で社会に出ることへの不安や出たくない気持ちが高まっていきました
そしていざ3年生の就活の時期になったら、前向きな気持ちになれず応募するも通らない状況が続き苦戦します
そんな中、大学の友人に就職課の先生を紹介してもらいサポートしていただくことになりました。
S先生と初めて会ったのは渋谷センター街のルノアール(喫茶店)でした。
S先生は元銀行の支店長で定年退職後は会社の監査役などをされている方でした。
とても物腰が柔らかく優しい笑顔で私の話を丁寧に聴いてくださいました。
履歴書がうまく書けていなかったので私の話から学生生活で学んだこと、長所などいろいろと引き出してくださいました。
そして、書き方やキーワードなど分かりやすく丁寧に教えていただいた甲斐あって見ちがえるように履歴書がよくなっていきます。
その他にも面接の仕方や予行練習などもしてくださいました。
そのお陰で面接が通るようになっていきます。
面接前には応援のメッセージを手紙でくださったり、内定確定後にも新社会人に向けた温かいお手紙もいただきました。
今でも大切に取っていて宝物です。
(書いていて感謝の涙が溢れてきます)
先生は”どんなときも明るく楽しく前向きに”
といつも私を励ましてくださいました
そしてS先生とのご縁は社会人になってからも続きます。
先生と出会わなければ私の就活は悲惨なことになっていたでしょう。
S先生は先の見えない暗闇にいた私を光の道へ導いてくださいました
(S先生!!私も先生のようにクライアントさんを光の道へ導いていきます!)
つづく