榊原です。


この二日間はナムトークvol.12、エムソンズサンデーと連続。


5月11日(日)ナムトークはいつものぐだぐだとしたライブを堂々とお届けしたわけだけど、今回の企画は、


・くだものトーク

・ナムナム腕相撲勝負

・イエス、ノー、トーク


の三本。


「くだものトーク」はもう聞いたまま、くだものについての思い出や、あれが好き、あれは嫌いと言った話を自由にしよう。ってことだったのだけど、うーん。あんまり上手くはいかなかったなあ。


「腕相撲勝負」は俺(ちょっと腕相撲強い)に弱い三人(岡田、安井、小鳥遊)が勝負を挑む。もちろん勝てない。そんでもってアドバイザーとしてタケイ君、高橋君、青木さんが役に立たないアドバイスをかます。という形。青木さんがいろいろと小道具を用意してくれたのも大いに手伝って、けっこう盛り上がった。


「イエスノートーク」はあるテーマ(例えば、スイカに塩を振って食べるかどうか?のような)に対しイエス派とノー派に分かれて喋る。悪いとも思わなかったけど、着地点を決めきれなかったのでふわふわしてしまってちょっといまいちか。


ナムトークではほぼ必ず三本の企画をやることにしている。


30分ずつ三本で計90分が目安だ。


意図としては企画色の強さ(フリートークでは無い度合)が違う企画をを弱、中、強の三段階用意し、それによって自分達の実力不足がゆえの「上達の為の練習」と「ライブの成立」を両立するよう目指している。


制約が限りなく無いフリートークにおいても笑いを産む技術が欲しいのだが、それはなかなか難しい。そればかりを90分やってしまったら自分たちは練習になってもお客さんはキツイだろう。


だから90分のうち30分だけチャレンジさせてもらって、残りの企画は少しでも飽きを解消してもらうために企画色「中」「強」のものをやっているのだ。


今回で言えば「弱」はもちろん「くだものトーク」。やはり結果から言ってもフリートークは難しかった。どうすれば近道して上達できるのだろうか。


お客さんの目線を洗うために「強」はだいたい真ん中。二本目にやる。今回で言えば「腕相撲」。動きもあるし、流れが変わるから新鮮に映りやすいはずだ。


それから「中」である「イエスノートーク」。やはり「弱」の企画をラストに持ってくるのには躊躇いがある。終わりが悪いと印象は実際より落ちるものだからだ。


よくお客さんと話すと企画色「強」のものが好評だったりして、そのたびに力不足を痛感する。


本来面白いものとは企画色「弱」~「中」のあたりに潜んでいると思っているので、その辺の味わいを引き出せない自分にはもううんざりなのだ。


なんていうかね、食べ物で言えば「甘さ」や「旨み」と違って企画色「強」とは「辛さ」のような「刺激」なのだ。刺激があることがイコール「美味しい」じゃあ無いはずだっていうね。


とにかく「弱」から旨みがいつでも自在に引き出せるようになりたいと帰宅。


翌12日(日)。エムソンズに出勤。


夜トップバッターでほうほうの体に。


トップバッターで安定して勝つ手腕が欲しいね。加納とぐちぐちと夜道を帰る。


とにかくエムソンズは難しい。いろいろ。だって。ねえ。俺がどうもダメなのだ。どうも下手くそで。どうもどうにも。


帰宅後、風呂に入ってからレンタルしていたDVDの返却期限が今夜だったことに気付く。明日は早起きして開店前にこれを放り込まなくてはならない。