年中、3歳、1歳の3人の幼児を育てるフルタイムワーママです。


「幼い我が子にプリント教材をさせるのは可哀想」と、教育熱心なママは一度は頭をよぎったことがあるのではないでしょうか。


私は、以前は自然育児に興味があり、さくらさくらんぼ保育園の故 斎藤公子先生(2003年 内藤寿七郎  国際育児賞希望大賞・生命の尊厳賞受賞)メソッド保育を現地で学んだという方から直接育児について習っていました。

(一時期は講座も主催するくらい、ハマっていました)

子供はできるだけ布オムツで育てましたし、自然の中で遊べる環境にできるだけ連れていきました。

食事も気をつけていました。


斎藤公子メソッド保育では、左脳の発達は小学校以降で良いという考え方で、とにかく「字が読めるようになるのを遅らせたい(=右脳を発達させたい)」という側面がありました。

・絵本は絵が美しくてできるだけ字が小さいものを選ぶ(字が読めるようになると、字ばかり見てしまい絵が見られなくなるという考え)

・動物が喋ったりするような絵本は禁止(幼児はリアルと空想世界の違いが分からない)

・キャラクターものの衣類禁止

・字の書いてあるポスター禁止


などなど。

幼児にプリント教材なんてとんでもない!!という考え方だったと思います(笑)


どこで、この考えが変化したのか?といえば、私が信頼してた自然育児の先生の子供が不登校になった話を聞いてからだと思います。

その先生自体は、子供は通学しなくてとも自由に生活できれば良い❗という考えので悩んでる様子なし。

で、不登校の親の周りって、不登校の親ばかりが集まるんですよね。

で、学校に行けなくなったお子さんの話をよく聞くようになる中で、「やはり学校生活を楽しくするためには、勉強できることは大事だな」と思ったんです。

不登校のお子さんの中には、学校行く以上に充実した生活をする子もいますが、それは特殊ケースだと思ってます。多くのお子さんは堕落した生活になってしまう。

私は、自分のことを怠慢だと評価してます。だからこそ、集団教育の中で決まった時間に登校する、宿題があるという生活をすることで、社会人になれたと思っています。



また、当時年少だった第一子の長男をはまキッズの体験会に参加したことで、「教育ママ」への認識が変わりました。

インスタやブログで検索して記事を読む中で、お受験するようなお子様のお母さんって、ものすごい努力家だということに気がついたからです。

幼い我が子にお受験させるお母さんは、家で子供にムチを打ちながら勉強させてるわけではない。

いかに楽しく、そして将来のためになるように幼児に学習機会を与える賢いお母さんだと目の当たりにしたのです。

実際に幼児の学習に付き合ってみると分かりますが、「子供の勉強に付き合うのってマジで大変です」🥲笑

子供の得意不得意を観察して何に躓いているのか見る必要があるし、何より「学ぶって楽しい!!」と知ってほしい。

学ぶことは本来娯楽の一種です。

今の私が緩いながらも幼児教育している理由は「今後、学校の授業が楽しくなるように種まきしておきたい」という思いからです。

勉強が苦痛なのは、「こんなことなんでやらなきゃいけのか分からない」という側面があるからだと思います。学校の教科書って、一見とても淡白なので楽しさが伝わらない。

でも、それをもっと深めていくと面白いんですよね。

で、私自身も子どもと一緒に勉強できるから楽しい♪と感じられる瞬間もあります。

それに子供の成長を感じることもできます。

ピグマリオンの伊藤恭先生も「楽しくなければ知育じゃない」と仰ってます。


楽しいこともラクなことは違います。

子供のプリント学習に反対される自然育児ママの話を聞くと、頷ける部分もあるのですが、「それって、子供の学ぶ機会を損失してないか?親の怠慢ではないだろうか」と思うようになりました。


どちらにしても「子供が幸せになってほしい」という気持ちは同じなのですけどね。

私はある程度の努力や継続していくことの大切さを我が子と体感したいので、幼児教育を続けていこうと思っています。