Amazonプライムビデオで観ました。
久しぶりに映画レビューです。
「ターミナル(原題:The Terminal)」
トム・ハンクス主演、2004年公開です。
ニューヨークのJFK空港で
主人公のパスポートが使えなくなって
入国できないというトンデモ設定
どっかで聞いた話だなぁと思ったら
モデルとなった実話がありました。
本物の方は空港で亡くなったんですね
映画の主人公は死ぬということはなく
空港の中でなんと生活しちゃいます
空港のカートを集めて返却することで
お金を稼ごうとしますが阻止されます
唆されて空港の外に出ようとして
逮捕されそうになったことも
そんな大変な(?)生活の中でも
ロマンスが生まれたり、
友情が生まれたり、
友達の恋を応援したり、
いろんな交流の中で人望を集め、
最後に空港を出て行くシーンでは
みんなに応援(?)されています。
ただ、ツッコミを入れるとすれば・・・
①なぜお金がないの?
画像でわかる通り身なりは普通だし、
遠い国からアメリカに旅行するだけの
財力はあるはずなのに、初っ端から
食べ物も買えないほどお金がありません。
なぜお金を持たずに旅行する?꒰笑꒱
そもそもパスポートが普通に使えて
空港の外に出られていたとしても、
どうせ路頭に迷っていたと思います。
②問題のある職員を雇いすぎ
主人公と仲良くなった空港職員達。
最終的に処分されそうになるのですが、
(1人はわざと捕まって強制送還されに行きます)
仮にも空港で働く職員なのだから
怪しい経歴を持つ人間を雇うかね?
テロでも起こされたらどうするの?
③いつのまに人気者になったの?
よくわからなかったから後半を2回観たけど
やっぱりなぜ厄介者扱いされていた主人公が
空港関係者達から大人気になったのか?
2回観てもわかりませんでした
いや、"主人公がいいことをしたから"
というのはわかるんですよ。
でもその恩恵を蒙ったのはごく一部の人で
お店いっぱいに老若男女が集まってくれるのも
空港を出る時に警備員まで応援しているのも
やっぱり嘘くさいなと思いました
アンタ達には何も関係ないやろって。꒰笑꒱
アメリカ映画って大団円が好きですよね。
作り話なのはわかっているのですが
あまりにもリアリティがなさすぎる
また、映画のレビューを見ると
「設定がおかしい」「イライラする」という
批判的レビューも結構ありました。
主人公だけでなく周りの人物も全員
おとぼけキャラにしてしまったせいで
どのシーンも間延びしていて苦痛である、
テンポが悪いという意見が多いようです。
たしかにテンポは悪いかもしれません。
監督がスティーブン・スピルバーグだから
ついコメディ要素を増やしたくなるのかもね。
あと、語学を習得するのが早過ぎる
というのもリアリティを欠くようです。
たしかに最後はタクシー運転手と
アメリカンジョークを言い合うように
なってしまっていますからね
いや、さっきまでカタコトやったやん!みたいな。
しかもアンタはアメリカ人ちゃうやん!꒰笑꒱
日本人は英語の習得に苦労しているので
最初は簡単な単語も知らない男がどうやって
数日でリスニングのみで英語を習得するの?
となるのも仕方ないと思います。
それは本当にそうかもしれませんね
とはいえ絶賛のレビューもあるので
賛否両論といったところでしょうか。
レビュー平均は3.9★★★★☆
どちらかというと評価は高めですね。
興味のある方はぜひ観てみてください。
好きな人は好きだと思います
私の独断と偏見による評価
面白さ★★★☆☆
演技力★★★★☆
非現実的★★★★★
謎設定★★★★☆
総合評価★★★☆☆
また何か観たらレビューするかも
nico.