トモが私を10好きだとして、それが9になったことに気付いちゃったら、私は多分、自分に「もう嫌われてるんだ」って自己暗示をかけて無理してでも4になる。
自分の方が好きの気持ちが大きい恋愛は辛いだけなんだよね。
私は我儘だから。
愛されたがりだから。
トモは「君らしい」って言った。
だけど今日は、トモの9を感じた。
この7ヶ月、毎日欠かさず届いていたトモからのメールが今日初めてなかった。
とうとう、初めて私からメールした。
夜中の、空メール。
面倒な女の典型。
すぐに返信が来た。
「ちょもだよ!」って甘えんぼなメール。
あぁ、気を遣ってるんだな。
だって普通、夜中に空メールなんて来たらまず「どしたの?」ってなるでしょ。
トモは知ってた。私がメール待ってたこと。
寂しいって思ってたこと。
なんか、悔しくて、情けなくて、あぁ、私ってプライド高いんだなぁって思った。
トモはとことん返信くれた。
でも、突然の私からの「おやすみ」に、「うん、おやすみ!」ってあっさり返した。
あぁ、寝たかったんだなぁ。
もう、面倒なんだなぁ。
そこまでして連絡取りたくないんだなぁ。
トモの「世界で一番大好きだよ」の文も「添い寝してあげる」の文も
一切響いてこない。
うそだ。うそだ。
もう愛されてない。
愛されてるわけない。
そう思い込むのが楽だ。
9を見たから
私は4になりたい。
絶対なる。
