$「NICOと僕と」 Powered by Ameba



アルゴリトミック、と読みます



9月末からスタートする僕らの(今まででもっとも濃厚なものになるであろう)ツアーのタイトルです



造語です



ものごとを行う方法のことをいうalgoritmi(ラテン語)、僕らが愛して止まないrhythm(英語)、ダルクローズという偉い人が100年以上前に考案した「音楽を体や心の感覚で身につけていく教育法」であるrythmique(フランス語)をミックスした、どこの国の言葉でもないものです



そもそも今回のツアーに掲げる僕らの目的は、NICO Touches the Wallsをギターロックバンドとしてより強力なバンドに進化させていくための、修行であり、鍛錬であり、証明であります



特別なにかアルバムが出る、とかそういうツアーではないことをここにことわっておきたいと思います



そんな予想や思いをめぐらせてワクワクしてくれていた人たちには申し訳がありませんが



今回のツアーは三つのステージに分かれています



キャパシティ300人規模のライヴハウスから、千人規模のライヴホールを経て、最後はキャパシティ3000人のホール公演



初めて単独公演を行うところもあれば、何度も足を運んでいるところにも赴きます



きっとどのステージにおいても同じ夜、というのは一日たりともありはしないでしょう



(今回は特にセットリストにおいても、曲のアレンジにおいても)



ツアーの目的が修行であり鍛錬であるからには、目に見えてバンドの演奏や技術がパワーアップしていくことも無論、必至です



僕らは現状に120パーセント満足したことなど一度もありません



自分の敵は常に自分であり、自分の味方は常に自分を支えてくれるファンのみんなやスタッフやメンバー



変化を恐れて、進化などあるわけないのです



だけど、唯一変わらないことは



僕らがNICO Touches the Wallsというギターロックバンドであるということ



僕らのリズムを体と心で共に感じあいながら



つぎのレベルへ、共に行こうではありませんか



これが今年の僕らからの提案です



読みづらいこのタイトルとは裏腹に、僕らの想いは今までになくストレートなものです



一人でも多くの方を連れて行けることを心から願っています