ご心配おかけして申し訳ありません。もう大丈夫。元通りの僕です。


実は13日の広島のリハーサルから熱っぽくて、でも広島は本番全然快調だったから福岡もいけると思っていきましたが今思えばさすがに福岡は体が思うように動かずちょっとしんどかったです。無理してすみません。

にしても久しぶりにこんな激しいの食らいました。38度から39度くらいの熱がずっと続いて「死ぬぅ。。。」とか思ってたら昨日くらいに急にパタッと平熱に元通り。なんだったんだろう。や絶対なんかの罰が当たったんだろうけど、どの罪に対する罰だったのか。反省しようもないな。

とにかくステージの上では、みんなの表情ひとつひとつがよく効きました。寒気もだるさもなんにも感じないんだから。つい誰かに自慢したくなるほど。心の底から、ありがとう。


20100213 広島CLUB QUATTRO

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人が入ったらステージからは一足早いひな祭り的な感じに見えてたよ。
広島のクアトロは数あるクアトロの中で一番好きです。とにかくやりやすい。そして客は見やすい。(笑)他はフロアに柱があったりするからなあ。
この日はここ何本かで一番キレのある演奏だったんじゃないか。あがった。


20100214 福岡DRUM LOGOS

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この日はLIVE終了後即退場DAYでしたので、金井マネージャーが撮影した俺の代わりに急遽802フリークスがんばってくれたDJさっかんの図。俺の大事なリスナー傷つけてないだろなあ!うそうそ、さんきゅーほんまに助かりました。
LIVEはというと、あれだけ各所でバレンタインのチョコ目標三桁ゲット!とか煽っておきながら、本番は「バレンタインくそ食らえ」だの「ぶっ壊せ」だのよっぽどバレンタインに難ありな人みたいになっちゃってましたが、特にそういう苦い思い出はありませんのであしからず。
LOGOSも最高なライヴハウスです。また必ず帰ります。




オーロラ(あやふやな記憶はあやふやな生活より。覚えてる、覚えてるとも。)全曲解説


11.波

アコギを全面にフィーチャーしたシンプルだが味わい深いバラード。真夏のカンカン照りの浜辺というよりは、季節もなく夕暮れから夜にかけてのちょっと寂しい浜辺にひとり佇んでる感じをイメージしながら聴いて欲しい。友人が好きな子にふられて「ちょっと海に行ってくる」って話を聞いたときに書いた曲。それが中三の時の話なんだけど、そのときからずっとお気に入りであたためてきた曲です。
当初この曲が「オーロラ」に収録される予定はなかった。しかしアルバムの収録曲をほぼ全て録り終えた発売一ヶ月ちょい前くらいのこと、アルバムの曲順を決める打ち合わせで「もう一曲入れよう!」というここに来てまさかの展開に。「波」がなくても実際アルバムはコンセプト通り成立していたのだが、妙にあっさりしてしまっていたのも事実で、もうあとひと味、ひと深み欲しい、という欲のダメ押しがこの「波」収録への経緯である。
だが実際ギリギリもギリギリのスケジュール。亀田さんやまわりのスタッフの方も全員他の現場が入ってしまっている。。。アルバム一枚同じチームで作りたいという当初の理想はあったが、作品のためにそこは潔く諦め、久しぶりにセルフプロデュースで挑むことになった。一日でアレンジして練習して、一日で録音、という潔いタイム感。普段アコギを弾きなれていない古くんのフレーズを俺が一緒に作ったり、不安はあったがこのなんとも懐かしい感じがなかなかよかった。そんな中、こんなタイミングでも俺は風邪をひいてしまい(笑)危うく歌えなくなるところだったが、歌録り直前のオケを録っている間に奇跡的に回復。なんとか歌も録り終わり、めでたくアルバム全収録曲確定。この一連が大体五日間くらいの出来事である。よい子はまねしない方がいい。
気づいた方もいるかもしれないが、「波は風を越えたけど」というサビのフレーズ、一応前曲「風人」からの流れを受け継いでいる。たまたまですが。


続く




ついで:
ああ、この一週間何もせず寝込んでいたから色々我慢が貯まってなんでもないことにすぐイライラする。名古屋、ツアー本編は最終日!楽しくやれなきゃいやだかんね。