トムヤムクンとナシゴレン。

昨夜の晩ご飯。近所まで食べに行った。やあ、うまかった。


どちらかというとタイ料理は得意ではない。というのも小さい頃、家族でハワイに旅行に行った際父親に連れて行かれたタイ料理の店が猛烈に非美味で、それ以来トラウマに近いというかまあ単に抵抗がうまれたのだ。今も「タイ料理いこう」と誘われて、そう簡単に頷くことはない。本当に美味いのか、徹底的に問うた上でGOを出す。

しかし時は流れ「タイ料理が悪いんじゃない、あの店が悪かったんだ」ということに落ち着くことにはなったが、タイ料理の当たり外れは他の国の料理に比べて少々激しくはなかろうか。味付けは激濃から激薄まであるし、激辛から突如激甘が現れたり。。。今も思い出すだけで頭皮が汗ばむ自分がいる。

これぞ本場!という店、ぜひ教えて欲しい。




では引き続き『オーロラ』全曲解説。ゆるゆる更新でホントすみません。だがしかし公約通り。


2.ホログラム

夏にリリースした僕らにとって5枚目のシングル曲。『鋼の錬金術師』ことエドさんには大変お世話になりました。自分で言うのもナンですが、アニメの世界観にピッタリあった良いOPだったと誇りに思ってます。素晴らしい機会を本当にありがとう!
この曲については各所でいろいろ語り尽くした感もあるけれど、リリースからある程度時を経て、今の俺が「ホログラム」について思うことを書こう。
本当に今それ思ってるの?って思われるかもしれないけど、俺やっとポップな曲書けて、かつレコーディングできたんだなって今になって感じてる。1サビ前に入れたリバースのギターとか、AメロBメロの展開とか、間奏とか、サビのメロディラインとか。作った当時より今の方が俄然グッと来る。ありったけの知識や技法をこの曲には取り入れたが故、ある程度時間が経たなきゃ客観的になんてやっぱり聴けないんだよな。
世のポピュラーミュージックは、シンプルに見えてものすごく手の込んだことやってるのは常識。だからいつまでたってもビートルズのレコードは教科書みたいに言われてる。ビートルズを引き合いに出すのはちょっと大仰すぎるけど、「ホログラム」は自分で作っておきながら聴けば聴くほど発見がある。ポップな曲が書けたっていう理由はそういうところから。
11月24日のシークレットライヴで武道館LIVEの発表(わ、武道館についての記述、実はこのブログで初めてか?)をした後に「ホログラム」を演奏したんだけど、歌詞にやたらと背中を押された。なんだか無性に「行ける」と思った。自分で書いた歌詞なのにね。恥ずかしっ。


続く



今夜は仙台にて北海道バンドに勝負を挑みに参ります。燃えるぜ。良い夜になりそうだ。