今日の僕らは束の間の休日。俺は昼から渋谷を単独行動。耳元のBGMはずうっとソウルクラシックス。ノリノリ。



Macbookさんが出し入れしやすい大き目のカバンがずっと欲しくて、色々見て回ったんだけどグッと来るものが思いの外なく今日は諦め。


楽器屋も久しぶりにまわった。欲しい楽器がいろいろあって手当たり次第に試奏、試奏。ええもん色々あったなあ。そしたらとある店で、俺が試奏してるすぐ隣で思いっきりBUNGYのリフを奏でる学生男子に遭遇。(笑)俺にはまったく気づかない様子で、男子、何度も何度も弾く。俺もさすがに照れたので、その子には声もかけずにそのまま退散。変な汗かいた。けど嬉しかったよ。男子、俺またいいリフ考えるから待ってろよー。


その後ツアーのお楽しみ用にハンズでボードゲーム見ようと思ったら、入り口で俺がいつもお願いしてる美容師の青柳さんに遭遇。ボードゲームは見ずにそのままスタバで軽くお茶。中途半端に伸びた髪をごまかすためにパーマかけてもらったんだけど、順調に伸びてきたので「もう一踏ん張りです」とエールをもらう。がんばれー俺の髪。


で結局、今日の収穫は想定外の上着2着衝動買い。(笑)なんでや!


そんなもんだ、買い物は。いいのいいの、エンターテイメント。




では早速少しずつ始めますかな、『オーロラ』全曲解説。



1.Aurora


アルバムの幕開けを飾るアップテンポのナンバー。シングル「かけら」のc/w「Aurora(Prelude)」でみせたピアノとボーカルのみの世界からは180度異なったバンド感ひたすら剥き出しの曲調に仕上がっている。Preludeバージョンからこのアルバムバージョンへの繋がりも自慢だが、実は歌詞がアルバム次曲「ホログラム」に繋がっていることも自慢な部分である。互いの曲を行き来しながら歌詞の世界を味わって欲しい。

この曲に取りかかったのは6月頃で、俺はPreludeのバージョンから次曲の「ホログラム」に繋がる流れをアルバムのオープニングとして提案した。大枠その流れで作業も進んでいたのだが、何度か僕らのLIVEに足を運んでくれた亀田さんが「LIVEを見るたびに気持ちの中でやっぱりNICOは生粋のロックバンドなんだという部分がどんどん大きくなる。だからアルバムのオープニングはとにかく力強いバンドサウンドが絶対に似合うよ。」そのひとことで、このバージョンは完成した。それが夏の終わりくらい、SLSが終わったあたりだったと思う。

目が醒めたような感覚があった。「『オーロラ』という名の作品、アートを作りたい」その強い思いが、「大前提俺らはバンドである」ということから少し目を逸らせていたのかもしれない。だからギターも何本も重ねなくていい、気持ち一発でずどーんと録ろうじゃんって。故か、曲も短いがレコーディングもあっという間だった。歌はPreludeバージョンと同じ日に録っているが、このアルバムバージョンの歌は今作のレコーディング期間で最速のなんと10分で終了。(笑)1テイク目で亀田さんが「できた!もうなにもいうことないです」まさか、さすがに俺も1テイクじゃ不安だし(笑)プラス3テイクくらい歌ってみたものの特に大きな変化もなく、、、。アルバムタイトルトラックがそんなんでいいの?って疑いたくなる気持ちもわかるけれど、要するにこのトラックには等身大の俺らのサウンドが瞬間冷凍パッケージされているっていうこと。あなたが再生ボタンひとつ押してくれれば一瞬で解凍されます。





わ、もう5時か。。。続きはまた目が覚めてからで、、、。