浅野です
一昨日、お休みをいただいて雨の中
虎ノ門にある、愛宕神社に行ってきました
目的は…。
愛宕神社名物の男坂=出世の石段を登る事
徳川三代将軍家光が、愛宕山の梅を見て
「誰か、馬にてあの梅を取って参れ!」 と
しかし、愛宕山の石段はとても急勾配。
歩いてのぼり降りをするのも、ちょっと勇気が必要なのに、
馬で登って梅を取ってくるなんて・・・。
よくて重傷、悪ければ命を落とします。
こんなことで命を落としてはたまらないと、
家臣たちは皆下を向き、 家光は、みるみる機嫌が悪くなる。
そのときに、この石段を登りはじめた者が・・・。
「あの者は誰だ」
「あの者は四国丸亀藩の家臣で曲垣平九郎と申す者でございます」
「この泰平の世に馬術の稽古怠りなきこと、まことにあっぱれである」
見事、山頂の梅を折り、馬で石段を登り降りして
家光に梅を献上した平九郎は、
「日本一の馬術の名人」と言われ、その名を全国にとどろかせた。
でも、実際目の前に男坂を見たら、まるで壁…。都市伝説??かと思いきや
江戸以降も男坂を馬で登り降りすることにトライして、成功した方が居るそうです
- 明治15年・石川清馬(セイマ。宮城県出身)
- 大正14年・岩木利夫(参謀本部馬丁)廃馬になる愛馬のために最後の花道をつくった)
- 昭和57年・渡辺隆馬(タカマ。スタントマン)
神社で、男坂を馬で上下するのに成功した方の絵や写真を見ることができました
高層ビルが立ち並ぶオフィス街の真ん中に木が生い茂る静かな神社
なんかパワーもらった気がしました