7月7日から始まった周期、D5からセキソビット(排卵誘発剤)を5日間服用。
2周期前に服用したクロミッドと違って効き目が穏やかに出る薬。
今度は卵胞が4つも育ったり卵巣が腫れたりはしない、はず。
D10土曜日、性交に成功。ただし膣内射精失敗。
D12祝日の性交は、親族旅行先にて。宿のエアコンで手足の冷えきった末端冷え性の夫、股間への血流も回らず途中で撃沈。
D14水曜日、はじめて平日の晩に性交に取り組んでくれる。膣内射精まで成功!はじめて!!我々も成長したものだわ(泣
D16診察日、成熟卵胞2個。明日の人工授精を告げられる。明日はせっかく主人も休みの日なのに、土曜の採精は持参のみとのことで採精容器を渡される。
D17人工授精。内診のついでのような感じでさらっと終わって拍子抜け。ゴナトロピン注射(腹部)を受けて終了。これで明日には排卵されるはず。
AIH当日は安静にした方が良いのかしらと思いつつも、以前から映画館のシート予約をしてあったため、夫と待ち合わせてアリスインワンダーランド時間の旅を観てきた。
世界観や筋書きにに少々の疑問はあるものの、ヘレナ・ボナム・カーター(赤の女王)の存在感が今回も素晴らしかった。
アン・ハサウェイ(白の女王、美しくて腹黒い)の手癖がしばらく夫婦間で大流行。
あとから知ったのだけど、今作はティム・バートン監督じゃないのね。
AIH後も性交した方が確率が上がるとすすめられたけれど、土曜も日曜も夫は食後に撃沈(うたた寝からの本気寝)。
だけど今週は今までのセックスレスが嘘のように頑張ってくれたし。膣内射精にも初成功したし。許すとする。
D24 排卵チェック。卵胞2個は無事黄体化していることを確認。
受精していてくれたら、今頃着床を試みている頃かな。がんばれがんばれ。
排卵チェックのあとはまた夫と待ち合わせて、花火大会へ。
間近で見上げる花火の音が、身体に響く。
夫「にこタマ(にこの卵子)も、この音を感じてるかな?」
にこ「びっくりしてるかもねー」
夫「お腹の外は楽しそうって2人で踊ってるんじゃない?」
にこ「踊ってないでしっかり根を張ってほしいんだけど…(^_^;)」
夫「この子たちの名前は、暫定『花子』と『火子』だな!」
にこ「2つとも着床したらね。でも2つとも女の子がいいの?」
夫「なんとなく」
受精しているかどうかも着床しているかどうかも今の段階では分からないけれど、私達が信じてあげないと来てくれないかもしれないと思い、お腹に語りかけて過ごした。
思い込みだろうけど、妊娠超初期症状と言われる諸症状を感じるような気がした。
D19からD28までデュファストンを服用していた。
着床していなければ、飲みきって2日くらいで生理が始まると言われていたが、3日たってもまだ来ない。
期待が高まる中でのD31、診察日。
今日は若い男性医師。
医師「あら、まだ来ていないですか」
にこ「まだです」
医師「今にも始まりそうな感じとか、ないですか?」
にこ「わからないです…」
医師「妊娠検査薬は試していないですか?」
にこ「まだです」
買ってはあるけれど、フライング検査で化学流産とか要らんこと知ってしまうと聞いていたので、D37くらいまで我慢しようと思って使っていなかった。
医師「どうしましょ」
にこ(って言われても…)
医師「妊娠検査、一応してみます?」
にこ「(被せ気味に)お願いします!」
医師「ちょっと待ちますがいいですか?」
にこ「待ちます!!」
採血して、小一時間待って、診察室へ呼ばれる。
医師「今回は陰性でした、残念ですが…」
にこ「ですか…」
医師「また次、頑張っていきましょう」
ということで、次周期が始まったら5日目からセキソビットを服用し、13〜4日目に受診するよう告げられ、本日は終了。
お会計、10,900円也。
高!そっか、妊娠検査って自費なんだ。
今度は自分で妊娠検査薬やろうっと…。
今日も夫と待ち合わせて、花火大会へ。
夜空を照らす花火から隠れるように、泣いた。
いつか会おうね、花子と火子。
そしてD32、D33と日を重ねても、生理はまだ来ない。予兆すらない。
AIHから半月、妊娠成立したと信じて暮らしていたから、想像妊娠状態になってしまったのかもしれないと思った。
花子も火子もいないと理性ではわかっているのに、でも妊娠検査の結果は何かの間違いで、実は出来ているのではという想像が止まらない。
生理周期も気持ちもリセット出来なくて、つらい。
気持ちを切り替えたい。
D33の夜、夫立ち会いのもと、妊娠検査薬を使う。
当然、陰性。
ほら、やっぱりいないって。
だから生理、はじまってください。
祈りは通じて、翌朝生理が始まった。
よし、新しい周期のスタート!
ということで8/9=D1から、ブログをはじめました。
今回の記事で、過去の話はおしまい。