初めは知覚過敏だと思っていた痛みですが、それ用の歯磨き粉を使っても一向に治まらず、虫歯を疑って歯医者へ行ってきました。
日本とは治療完了までの流れが異なっていたので書いてみます
①予約
保険会社のHPから提携している歯医者を探し、電話で予約。その際に、保険が適用されるか念の為確認しました。
②受付
問診票を記入。
基本的な個人情報、保険会社の情報(保険番号等)、既往歴等です。
③治療前
すぐに治療室に案内され、スタッフA(何人も出てきます!職種が分からないので、スタッフとしますm(_ _)m)に何故来たのか、どこが痛むか、いつから痛むかを聞かれるので答える。申告した箇所のみレントゲンを撮りました。
虫歯が確定し、スタッフB(受付の人)が見積もりを提示してくれる。想定内の金額だったので同意書にサインをしました。
④治療
ドクターがやって来て痛みの状況の確認や、治療の流れを説明してくれる。
一旦ドクターは捌け、スタッフCが麻酔しに来る。麻酔前に血圧を測ったのが日本と違って印象的でした…。
麻酔が効いた頃に、ドクター再登場。
サングラスを渡され治療開始です。
ドクターは立ち作業で5分ほどで虫歯を除去したら、スタッフDへバトンタッチ。
この方が詰め物をしてくれました。
最後にドクターの最終チェックが入り、治療完了です。
お会計は後日郵送の場合もあるようですが、私はその場で支払いました。
〜感想〜
日本だと初診で歯全体のレントゲンを撮りますが、今回は痛む箇所のみでした。全体は「検診」の時にやってもらえる様です。
治療は日本だと歯科医師が終始行いますが、アメリカでは様々なスタッフが入れ替わり立ち替わりで進みました。その日に詰め物までするので1日で治療が終わります。その代わり口は開けっ放しで顎の痛みが限界近くまでいきました
スタッフは皆フレンドリーです。
アメリカの軽いノリの接客が活かされて(笑)、麻酔を効かせてる間の待ち時間に色んなスタッフが、「大丈夫〜?」と声を掛けてくれたり、ドクターはボディータッチしながら「治療始めるわよ〜」と言ってくれたりと、あまり緊張せずにいれました。
治療の途中途中でバキュームを口に入れる時に、唇を閉じるように言われる(何故?)のですが、必ず口の中でバキュームが暴れます。
最後に喉の奥まで吸われ、軽い呼吸困難になる、というのが毎回のお決まりで、そのシュールさに何度も肩を震わせて笑ってしまいました。
治療費は、他の多数の方がブログで書いている体験談通りで、約$200(正確には$185)でした。日本と比べてかなり割高ですが、金額を事前に調べていたため、想定内の請求でした。
今回の治療で一番心配だったのは、言葉です。
想定される会話や専門用語を事前にネットで調べました。
実際に出てきた用語:
治療 treatment
虫歯 cavity
詰め物 filling
麻酔 numb
神経治療 Root canal
聞き取れてないものもありますが、このくらいの予習でスタッフ、ドクターの説明はほぼ理解できました。おかげで受け答えもスムーズにすることが出来、安心して治療を受けられました。
1月の一時帰国時の検診では問題なかったのに、まさかアメリカに戻ってきてすぐ虫歯が発覚したのはショックでした。治療費が高いと噂に聞いていたので、毎日歯磨きはしっかりし、フロスも欠かさずやっていたのですが予防しきれず。
日本では定期的にクリーニングに行けてたけど行けてない、主婦になって日中の間食が増えた、等思い当たる所はあるのでこれからは日本にいた時以上の予防をしないといけないんだなと実感しました(泣)