前回、小さな2つの胎嚢を確認してから

さらに10日後(7W1D)

 

BT31

今日は心拍確認の日びっくりマーク

 

この前みえた小さな小さな胎嚢ちゃん達は

無事に大きくなってくれているでしょうか…目

 

 

一番の理想は

2つとも成長していて元気な心拍が確認できること。

 

たけど、

もし2つともでなくても、

たとえ1つだったとしても、無事に大きく成長して心拍が確認できること。

 

 

 

そればかり祈りながら迎えた心拍確認当日、

 

もしも心拍が見えたらその喜びを共有したいと思い、

この日は夫も一緒に病院へ車

 

 

 

内診から呼ばれ、

ドキドキドキドキしながらエコー

 

 

先生「んー、‘‘ひとつ‘‘大きくなってるけど、

心拍は見えてませんねぇ。

この時期だと胎芽が見えていい頃なんだけど、

それもまだ見えてないですね。。

 

はい、じゃあ後で詳しく話しますねぇ」

 

 

とエコーの写真を受け取り、内診は終了。

 

 

 

えっと・・・?凝視

 

 

‘‘2つとも‘‘とはいかなかったけど、

ひとつは成長しているんだよね?

 

 

また数日後に再度確認したら

その時には見えるんでしょう??

 

 

前回の胎嚢確認の時点でも平均より小さめだったから、

今回も成長が平均より遅いだけだよね??

そのうち追いつくんだよね???

 

 

大丈夫なんだよね・・・!

 

 

心拍どころか胎芽もみえなかったけれど、

前回よりも胎嚢のサイズが大きくなっていたのは確実で

その成長が感じられて嬉しかった私は、

このときは本当にそう考えていて、

 

 

待合で待ってくれていた夫にもエコー写真を見せながら

「まず、‘‘2つ‘‘ではなく‘‘1つ‘‘でした。

でも、その一つは順調に(?)大きくなっていて、

詳しいことはこの後話してくれるみたいです。」

 

 

 

と伝えて、夫もすこしホッとした顔をして、

診察室に呼ばれるのを待ちました。

 

 

 

そんなに待たずに診察室に呼ばれて夫と一緒に入室。

 

 

先生は一呼吸おいてから、

 

「今回ね、この時期(7W1D)には、胎芽と心拍が見えるはずなんだけど、

どちらも確認できませんでした。

 

この時期に見えないということは、既に成長が止まっているか、

この先で成長が止まって‘‘流産‘‘となる可能性が高いです。

 

でも今日の時点で流産と診断するのは慎重になりたい。

なので、来週もう一度診させてください。

 

ごく稀に、この後心拍が見える人もいるんだけれど、

来週診るまでの間に出血が始まるかもしれません。

 

もし出血があっても、来るのは来週で大丈夫です。」

 

 

と。

 

 

 

 

・・・えっ。

 

 

 

私、さっき夫に「順調」って言ったけど。。

 

全然順調じゃないじゃん。

 

ウソじゃん。

 

 

 

私はもうたぶん目に涙が浮かんでしまっていて、

先生は夫の顔を見ながら

一般的な流産の割合とか、

 

流産の原因は、

何をしたからとか、何をしなかったから流産するってものでもなく、

ほとんどが染色体の異常だという話とかしていて。

 

 

夫は、「はい、はい。」と冷静に聞いてくれていたけれど。

 

 

どんな気持ちだったんだろう。

 

先生の言ってることは理解できていたかな?

 

 

優しい夫のことだから、わたしの気持ちを考えて、

なんて声をかけようか、とか、どうやって励まそうかって、

考えていたかな。

 

 

 

診察室を出て、

会計までの間は病院内で泣くわけにいかないと思い

なんとか黙って耐えて、

 

 

会計が終わり、

 

 

エレベーターに乗った途端にボロボロと泣きだす私。

 

 

 

 

車を停めていたところまで歩いていく途中で

「うぅぅ…っ」と声が出てしまって
夫に肩を抱かれ「大丈夫、大丈夫」と。

 

 

 

車に乗ってから手を握りながら

「まだあと一週間、わからないから。強くしてもらえるね。」と励まされ、
帰路はずっとボロボロと泣き続けてしまいました。

ときどき思い出したようにうわぁっと泣いたりして。

 

 

 

本当は、クリニックの近くの鍼灸院で午後から鍼治療だったので
そのままどこかで時間をつぶす予定だったけれど、
 

この状態で外には居られないし、一人でも居られないので
結局夫の運転で一旦家まで連れ帰ってもらいました。

 

 

 

 

たとえ今日心拍が確認できなくても

また数日後に来てって言われるくらいだと思っていて、

 

 

まさか今日の今日で「流産」なんて言葉が出てくるとは

思っていなかったから

 

 

心拍が確認出来たら真っ先に喜び合いたい、というだけのつもりで

夫に同行してもらっていたけど、

 

 

今日夫が一緒で本当に良かった。。。

 

 

今日、一人でこれを聞くのはつらかった。

こんな状態で電車では帰れなかった。。

 

 

 

その後、一旦自宅で休息してから鍼灸に行き、

鍼灸師さんに状況を話しているうちになんとなく気持ちも落ち着いてきて、

 

ごく稀に、この後、心拍確認できる人もいるというのだから

なんとか希望を捨てずに

赤ちゃんを護りたい!!!!!

 

と前向きな気持ちに。

 

 

鍼灸後、

赤ちゃんを護るためには食欲なくしてる場合じゃねえ!と

近くの大戸屋で焼鯖定食をモリモリ食べているときに

結婚前に地元でとってもお世話になっていた先輩から

数か月ぶりに連絡がありました。

 

 

うちの近所の大きな公園に桜を見に来ているとのことガーベラ

 

 

実は不妊治療を始めるときに最初に相談したのもこの先輩。

 

 

ご自身も不妊治療でお子さんを授かっているので、

いろいろな情報や知識を共有してくださり、

今通っている病院も、その先輩の紹介で通い始めました。


 

すごいタイミングでの連絡。
いつも気にかけてくれているんだなぁ、というのがわかって、

どうしても会いたかったので

焼き鯖定食を急いで平らげて、先輩の待つ公園へ走る人

 

 

旦那さんと、治療の末授かった2人の赤ちゃんと一緒に桜を見に来ていて、

いろいろお話をしました。

 

先輩からも

「赤ちゃんの可能性を信じてあげて」と様々励ましていただき桜

 

 

 

 

よく治療中の方はお子さん連れの方を見るのがつらいとか、聞いたりしますが、

 

わたしはそれが全然なく。

 

自分がどんな状況でも子どもが可愛いことに違いはないんですよねえ歩く

 

これは身内でも知り合いの子でもそうでなくても関係なくニコニコ

 

(妊娠中の方を見ると「羨ましいなぁ」とは思いますが笑)

 

 

 

夫も途中から来てくれて、
先輩の奇跡の子どもたちを触れ合って

可愛いなあ楽しいなあとたいへん癒されました花

 

 

元来、単純な性格だと自覚はありますがw

クリニックに行って号泣していたのが
同じ日の出来事とは思えないくらい笑、
帰りには気分もスッキリして前向きにうさぎクッキー

 

 

その後、夫と気持ちを整理して新たな決意に奮い立つために
恩師に手紙を書いて、ご挨拶に行って、

その後原宿デートをしたりして、
めちゃくちゃハードな一日になりました笑

 

 

とりあえず、次回は一週間後。

なんとかお腹の赤ちゃんを護りきれますように・・・