いろいろな人の闘病ブログを読んでいて、卵巣癌を体験された方の漫画があると知った。
ずっと気になっていたので、3クールの入院前にAmazonで見つけ、取り寄せた。

大島弓子さん

昔、少女フレンドでよく見かけた漫画家だ。

『グーグーだって猫である』二巻 
 514円(540円で購入)


ポストに入るくらいの文庫本サイズの本だった。

 猫とのエピソードが描かれた漫画だが、1997年に卵巣腫瘍の手術を受けられた体験がコミカルに描かれている。手術の結果、腸間膜とリンパ節に転移があり、卵巣癌Ⅲ期と告げられる。


 当時のCTの性能や抗がん剤など、現在と異なる点はたくさんあるだろうが、激しい痛みの中で、いろいろな検査や病院を巡らされる時の不安の様子は、今も変わらないのだな…。

お腹の痛み = 卵巣
に結びつく人は、周りに同じ病気の人が居ないとなかなかいないだろう。

 また、私が入院中、同室の方が、病院食が運ばれてくる時のメロディーを聞くと気分が悪くなる~と言っておられたが、そんなエピソードも描かれていた… 
『メリーさんの羊』がキライなわけじゃないのだが( ̄0 ̄;  体験者じゃなければわからないよね(;_q)

 大島さんは、脱毛はなかったようたが、骨髄抑制はやはりあり、白血球が下がったら注射(;´д`)…も同じ~!

など、共感できるエピソード満載。
なかなかないからね。卵巣癌の体験記や体験漫画…。うれしくなった。


そして、

…読み終えたあと、大島弓子さんの今、がとても気になった。


 この本の発行は、平成20年、つまり2008年のようだが、描かれたのは2002年のようだ。その時に、大島さんは術後5年目を再発なく迎えられている。それが何よりうれしかった。だから、今どうされているのか気になったのだ。

ネットで調べると、大島弓子さんは、1947年生まれのようだから、現在66歳になられるはず。

最近の作品は?

探してみた。
2011年に刊行されている。
小学館から新連載開始という情報もみっけ♪

今もお元気なんですね!(^〇^)?

と信じることにしよう。

Ⅲ期の再発率は、80%と聞く。

でも、Ⅲ期でも10年以上も元気な方がいらっしゃる。



そんな人をたくさん知りたい。


そして、自分がそんな人になりた~い!!




Android携帯からの投稿