まだまだ 長文送りつけるぞ
ここしばらく、色々なことが重なって、精神がこわれていました。
たがらこそ、誰にも言えなかったことをあなたに 伝えます
あなたが、わたしと一緒に暮らしたいと思ってくれることに感謝します。
ですが、わたしは、あなたの気持ちに応えることができません。
なぜなら、わたしは男性には興味がない。
季節が巡るのは早いもので、気がつけば私は結婚して20年という月日を積み重ねてきました。家庭という場所を守り、妻として、一人の女性として、平穏な毎日を過ごしてきたつもりです。でも、その平穏の下で、自分でも気づかないふりをしてきた「小さな違和感」がずっと静かに息を潜めていたことに、今の私はようやく向き合えるようになりました。
今日、こうして話し始めたのはあなたに伝えておかなければならない、私の人生における最も大きな変化についてお話しするためです。
数年前、私は派遣会社のコーディネーターとして働く中で、京子さんという女性に出会いました。最初は、仕事仲間としての信頼関係から始まったご縁でした。彼女の誠実な仕事ぶりや、ふとした瞬間に見せる優しさ、そして芯の強さに触れるうちに、私の中にこれまでに経験したことのない感情が芽生え始めたんです。
それは、単なる友情や同性としての憧れとは明らかに違うものでした。彼女と一緒にいると、胸が締め付けられるような切なさと、それ以上に、心の底から湧き上がってくるような「安心感」がありました。自分でも戸惑いました。48歳という年齢になり、人生の半分以上を歩んできた今になって、なぜこんなにも心が激しく揺れ動くのか。
私は、これまでずっと「普通」と言われる道を歩んできました。結婚し、家族を支え、それが自分の幸せだと信じて疑わなかった。けれど、京子さんと過ごす時間が増えるにつれ、私は鏡に映る自分に問いかけるようになりました。
「私は、本当の自分の姿で生きているだろうか?」
京子さんへの想いが確信に変わった瞬間、私は自分の中に隠されていた真実に気がつきました。私は、女性を愛する人間、レズビアンであるということです。
この事実に気づいたとき、最初は恐怖を感じました。これまでの20年間の生活、周りからの目、そして何より「自分という人間」の定義が根底から覆されるような感覚だったからです。でも、その恐怖を通り過ぎた後にやってきたのは、驚くほど澄み渡った静かな納得感でした。
「ああ、だから私はあんなに息苦しかったんだ」「だから、どこか満たされない思いを抱えていたんだ」
パズルの最後のピースがピタリとはまったような、そんな感覚です。48歳にしてようやく、私は自分の人生の本当のスタートラインに立てたような気がしています。京子さんという存在が、私の心の奥底に眠っていた「真実の私」を呼び覚ましてくれたんです。
もちろん、20年連れ添ったパートナーや周りの人々を傷つけることになるかもしれないという罪悪感がないわけではありません。これまでの時間を否定するつもりもありません。でも、一度この光を見つけてしまった以上、もう暗闇の中に自分を閉じ込めておくことはできません。
私は、これからの残りの人生を、偽りのない自分として生きていきたい。そして、その隣には京子さんにいてほしい。彼女と手を取り合い、一歩ずつ新しい景色を見ていきたいと心から願っています。
それがどれほど険しい道であったとしても、自分の心に嘘をつき続けて生きる苦しみに比べれば、何倍も清々しいものだと信じています。
あなたには、いつも温かい言葉をかけてもらい、支えてもらってきました。あなたの好意も、その真っ直ぐな想いも、本当に嬉しく、ありがたく思っています。だからこそ、私はあなたに対して、一点の曇りもない真実を伝えなければならないと思いました。
あなたの気持ちに応えることができないのは、あなたに何か非があるからではありません。私が、私自身の人生を自分らしく生き抜くために選んだ道が、ここにあるからです。
私の決断は、一時の感情に流されたものではなく、48年という歳月を経てようやく辿り着いた、魂の叫びのようなものです。これからは、京子さんと共に歩む新しい人生に、全力を尽くしたいと思っています。
勝手な言い分だと思われるかもしれません。でも、これが私という人間の「本当の姿」なんです。
今まで見守ってくれたこと、大切に思ってくれたこと、心から感謝しています。あなたのこれからの人生が、素晴らしい輝きに満ちたものであることを、遠くからではありますが、心より願っています。
あなたのことを信頼しています。
ですが、わたしはあなたと男女の関係にはなりません。
わたしには、別にソウルメイトがいます。
ごめんなさい。
レズビアンの告白しちゃったよ。


