バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2018) | Z級映画のツボ

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監督:ナタウット・プーンピリヤ
出演者:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン、チャーノン・サンティナトーンクン、イッサヤー・ホースワン、ティーラドン・スパパンピンヨー

主人公のリンは、頭脳明晰な女子高生。教師のお父さんと父子家庭だったため、有名進学校の特待奨学生に申し込みます。
優秀な成績を評価されて、授業料の全額免除とランチの無償提供を受けられることに!

喜ぶリン親子でしたが、リンが成績の悪いグレースと友達になったことで、カンニング騒動に巻き込まれてしまいます。

最初は、ちょっとしたお小遣い稼ぎのつもりだったけど、ピアノのハンドサインでカンニングを助けるアイデアを思いついたことで、一大カンニングビジネスへと発展していくんですね。

このカンニングビジネスでリンの相棒となったバンクは、正義感の強い真面目な男子学生でしたが、道を踏み外したことでカンニングビジネスの深みにはまり・・・

リンがバンクと組んで行ったSTIC(国際的な大学入試のテスト)のカンニングシーンがとてもスリリングで、この映画の見どころとなっています。
二人のカンニングに気づいた試験官が、執拗に追いかけてきます!
メンタルの弱いバンクは、早々につかまってしまいます。
頭がいい以上に精神力が強くなければ、カンニングを成功させるのは難しそう。

それにしても、試験ってどうして時間を制限するんでしょう?
真の頭の良さは、スピードだけでは測れないように思うんですけどね。

勉強は、「勉め、強いる」と書きます。
じっくりとあきらめず、最後まで丁寧に問題を解く忍耐強さ、学生に求めるべくはこのような“忍耐力”ではないかと!?