search/サーチ(2018) | Z級映画のツボ

Z級映画のツボ

 
マニアックな映画紹介、笑えない川柳やコレクションなどを公開しています!

 

監督:アニーシュ・チャガンティ
出演者:ジョン・チョー、ミシェル・ラー、ジョセフ・リー、デブラ・メッシング

Windowsの画面が現れて、パソコンでsearch(サーチ)する形で物語がスタートします。
そこには、幸せなキム一家が映っていました。

妻を病気で亡くした主人公のデビッドは、16歳になる娘の成長を見守る優しいパパ。
ある日、娘のマーゴットと連絡が取れなくなってしまいます。
今日がピアノのレッスン日であることを思い出し、ピアノ教室の先生に電話をすると「マーゴットなら、半年前にやめましたよ」と。
では、マーゴットはどこにいるんだ!?
マーゴットのSNSを調べてみますが、どれも非公開でアクセスできず・・・。

ここからデビッドのマーゴット探しが始まる!
とうとうデビッドは、警察にマーゴットの捜索願いを出すことに。
映画を見ている私たちもデビッドと一緒に、マーゴット探しに加わります。

デビッドは、マーゴットの最後の目撃情報を集め始めます。
調べているうちに、マーゴットの寂しい交友関係が見えてきて、最終目撃地点から街を出ようとしていたことがわかります。
1週間前に銀行口座から、大金をモバイル送金していたこともわかり、デビッドは「何か犯罪に巻き込まれたのでは・・・」と心配します。

捜査を担当するヴィック刑事に、「行方不明ではなく、家出した可能性を考えてみては?」と言われ、「娘のことがわからない・・・」と落ち込むデビッド。
ヴィック刑事は「我が子でも、すべてはわからない。でもそれは、あなたの責任ではない」と慰めます。

マーゴットが好きだったバルボサ湖から、彼女の車が引き上げられたことから誘拐事件へと切り替わり、公開捜査が行われます。
デビッドが容疑者と思われる男を殴ったことから、ついに捜査のジャマをするな、ヴィック刑事に連絡してくるなと言われてしまう。

映画の途中で、犯人がマーゴット殺しを自白して自殺するという展開を迎えます。
しかしこの時点で、映画はまだ30分以上残っており、もう一ひねりあります。
デビッドは、小さなヒントから真相にたどりつきます。

娘の生存を信じる父親の悲しみ、憤り、焦りがひしひしと伝わってくる映画でした。