監督・脚本:
出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジャニュアリー・ジョーンズ、エイダン・クイン
この映画は、記憶喪失を扱った映画です。
マーティン・ハリス博士は妻のリズと一緒に、ベルリンで開催されるバイオテクノロジー学会に出席するため、空港からホテルへ向かいます。
ホテルに到着して、妻がチェックインしているときに、ハリス博士は空港にトランクをひとつ忘れたことに気づきます。
そのトランクを取り戻すために、ひとりで空港に向かいますが、これがまずかった!
女運転手のタクシーに乗ったハリス博士は交通事故に遭い、病院に運ばれます。この事故で、ハリス博士は記憶を失います。
病院で目覚めたときに、あせったハリス博士は、断片的に覚えている記憶を頼りに、妻が待つホテルへと向かいます。
パスポートなどの身分証は、空港に忘れたトランクの中に入っているため、ホテルの警備部長はなかなか中に入れてくれません。
しかし、パーティーに参加している妻を見つけたハリス博士は、無理を言って中に入れてもらいます。
妻に声をかけたハリス博士は愕然とします。妻のリズは、「私はあなたを知りません。人違いです」と言い放ちます。
さらに、「何を言っているんだ!?僕は夫だぞ」と言うハリス博士に、「夫はここにいます」と言って、横にいた男性を呼びます。
その男性の胸には、「マーティン・ハリス博士」の名札が・・・。それを見たホテルの警備部長の顔はみるみる険しくなり、「こいつをつまみ出せ!」と。
ここまで読んで、この映画を見たくなりませんか!?
しかも、二重三重にひねったオチが用意してあり、楽しませてくれます。
ただ、リーアム・ニーソンがちょっと冴えない中年のオッサンだったため、それだけが不満でした。
ハリス博士は、最初は自分の記憶を疑いますが、命を狙われたことから思い直し、タクシーの女運転手ジーナの助けを借りて真相に近づこうとします。