監督・脚本:ドゥニ・ヴィルヌーヴ、原作:ジョゼ・サラマーゴ『複製された男』
出演:ジェイク・ギレンホール、メラニー・ロラン、サラ・ガドン、イザベラ・ロッセリーニ
同僚から勧められた映画のDVDの中に、自分ソックリな男を発見したアダム(ジェイク・ギレンホール)。
この男は、他人の空似!?それとも、ドッペルゲンガー!?
好奇心を抑えられず、アダムはDVDからその男を探り出します。
男の名はアンソニー、売れない役者で妊娠6ヶ月の妻がいます。
見た目はソックリでも、性格は正反対。生真面目な大学教授アダムに対して、アンソニーはいい加減な男で、怪しい会員制のクラブに通っています。
アダムには金髪の彼女がいますが、関係はギクシャクしています。二人を見分ける方法は、アンソニーの薬指にある結婚指輪のみ。胸にある傷まで一緒です。
アンソニーは、生真面目なアダムの願望!?それとも、二重人格!?
随所にクモが出てきますが、何を暗示しているのでしょう!?
映画は不思議な終わり方をしているので、観客は見終わった後にいろいろ考えさせられます。
お母さん役でイザベラ・ロッセリーニが登場していますが、オーラーが消えていて気づきませんでした・・・。