哲学的 かつ シュールな映像美を追求していた監督だったかと思いましたが……
何が彼を変えたのか?
そして、これから、どこへ行くのか?
(気のせいか……監督の顔つきまで変わってきたような)
出演:ヴィヴィアン・ウー/ユアン・マクレガー/緒形拳/吉田日出子/ジュディ・オング
『枕草子』に耽溺するナギコが、自分を犯し、父を脅迫し、夫を破滅させ、恋人をもてあそんだ
出版社の社長(ホモ)に復讐する復讐譚――
「父が誕生日の祝いを私の顔に書くとき、母は大好きなレコードをかけてくれた」
幼い愛娘の顔に自分の名前(笑)をサインする父親と、筆フェチの娘……
なんだかとってもアヤシイ親子である。
娘は成長すると、書の喜びを味わわせてくれる愛人を持とうと決意し、理想の書家を探し求める。
(体に書く内容により、コーフン度合いが違うらしい)
「素晴らしい愛人の書家か?」それとも「腕のいい書家の愛人か?」ナギコは迷う……
腕のいい書家は、あまりいい愛人ではないらしい……(って、なんだ、そりゃ?)
出版社の社長(ホモ)に、
全身にびっしり書をしたためた“メッセンジャーボーイ(全裸)”を届け、抗議するナギコ。
その内容とは――
無垢なる者の書
愚者の書
不能の書
露出狂の書←なんだ、そりゃ?
愛人の書
誘惑者の書
青年の書
秘密の書
沈黙の書
裏切り者の書
偽りの始まりの書
死者の書
やはり、清少納言のものとは、まったく異質な世界でしたね……
愛人役が、ユアン・マクレガー(全裸)でございました。
