- シベリア超特急2 完全版
- ¥4,441
監督:MIKE MIZNO
出演:水野晴郎/竹田高利/淡島千景/草笛光子/二宮さよ子/加茂さくら/寺島しのぶ/長門裕之
「2」の舞台は、ホテル菊富士。
シベリア鉄道線路爆破事件で、急きょ宿泊することとなったシベリア超特急の乗客達。
このあまりにベテランな女優陣が揃っているわけだから、そうそうヘンテコな作品にはならないだろう・・・と
すこ~し残念な気持ちも(笑)。
ホテルは嵐により外界から閉ざされ、
そこで起きた密室殺人事件をこれまた山下閣下が独自の調査をすることになるわけですが、
水野晴郎先生の謎解きというよりは、わかりやすい解説付きの映画だと思っていただければ。
(彼は、探偵ではなく、あくまで「解説者」なのですから!)
ところで、佐伯大尉役の人選に問題があるような・・・これは、水野氏1人が浮きすぎないような配慮?
さて、殺されたのは、部屋を交換しろだの武器の密売を頼むだのと、
山下閣下に対して無礼極まりない田宮(長門裕之)。
全員にアリバイがあることが判明するが、唯一閣下にアリバイがない・・・
(ただし、池波のアリバイが、女風呂ののぞきというのはいかがなものか?)
平和を唱える閣下には、戦争を利用して一儲けしようとする田宮を駆逐するという動機があり、
クローゼットに田宮のピストルを隠し持っていた。
軍人として皆に自決を迫られ、ピストルをこめかみに当てる閣下。
が、すぐに撤回!
「やめたぁ……わしはなぁ、命を日本国家にあずけとるんじゃ、勝手に自決なんかできん」と、
流れをまったく無視した推理が始まる。
↑私はけっこう、温情あるセリフ棒読みの山下閣下のキャラが好きですけどねー
「部屋のゴミ箱に、鎮静剤のアンプルがなかった」
「わしには、池波君の声じゃとすぐわかった」
「君達がわしの部屋にいたとき、ドクトルの部屋を探索して、輸血用の血液が1本不足していたことを
発見した」
などと、脚本を書いた者にしかわからないような都合のいい推理が展開する。
が、「さすが、閣下ね……おそれいりました」
そんなに簡単に認めていいのか? ドクトル歌子
罠にはめられたにもかかわらず、
「まちがいじゃった、殺人事件じゃと思ったんじゃがのぅ。アヘンの常習者が錯乱して自殺したんじゃ。
警察官は返してよろしい」と、閣下の粋なはからいによる人情殺人喜劇的結末に![]()