アメリカ生活の初期に必ずぶち当たる問題。

 

それは…

 

パンがまずい問題!

 

 

食パンを求めて近所のスーパーに行くと、パン売り場にはサンドイッチ用の薄切りパンが大量にお出迎え。

しかも、一袋に結構な量が入っていて99セントと爆安!

おまけにパンとは思えない賞味期限の長さに、保存料どれだけ入っているのかと不安になる。

 

このパン、独特の匂いがあり、普通にトーストして食べても味はなく、もそっとした食感でのどが渇く。つまり美味しくない。

 

 

アメリカ生活、これを受け入れるか…。

いや、諦めたくない!美味しいものを食べることは健康を維持するのに何より大事だから。

 

 

もがきあがき、たどり着いた解決策は3つ!

 

解決策その1:アジア系スーパーに通う

中国系、韓国系、日系スーパーなどで買える食パンは、まさに求めていた日本の味。

お値段はやや高いけど、トーストにピッタリの甘みのある美味しさ。

 

 

解決策その2:ホームベーカリーを使う

ホームベーカリーを買って自宅で焼きたてを!

材料を入れてボタンを押すだけで、食パンができるのでとっても嬉しい。

しかも好みの厚さにカットできる。

 

 

 

解決策その3:手ごねでつくる

最終手段、粉からこねて作る。

手でよくこねて作った食パンはきめが細かく、ふんわり。

日本の市販の食パンと遜色ない仕上がりに感動!

 

 

 

おすすめは解決策3の手ごね食パン

やっぱり美味しい!今ではアジア系食パンはとっくに超えている。

 

そんな私に日本にいる友人が教えてくれた、少し前に流行ったという「高級生食パン」。

 

食パンなのに生?どういうこと??

 

どうやらトーストせずにそのまま食べても美味しい、ということで「生」なんだとか。

 

 

最近、食パン作りに目覚めた私、とにかく気になる!!よし、今日もこねます!

 

 

レシピ動画はこちらから

 

 

 

 

 

<材料> 一斤(12.5cm四方)

強力粉   250g

砂糖   10g

塩   4g

蜂蜜   30g

ドライイースト   3g

牛乳   130g

生クリーム   80g

無塩バター 20g

 

 

<作り方>

1.強力粉、砂糖、塩を混ぜる。蜂蜜、ドライイーストを加え、牛乳、生クリームをドライイーストめがけて加えて混ぜる。

 

2.粉っぽさが無くなれば、作業台に移してよくこねる。生地が柔らかいので叩き捏ねすると、まとまりやすい。

 

3.生地がある程度まとまったら、バターを加え、弾力が出るまでよくこねる。こね時間合計20~30分。

 

4.一次発酵。2倍の大きさになるまで。

 

5.生地を2分割し丸めて、ベンチタイム15分。

 

6.上から押さえてガスを抜く。

 

三等分に細く生地をたたみ、手の付け根で押さえて閉じる。

 

閉じ目を上に縦置き、手前から巻く。

 

7.内側にバターを塗った型に、丸めた生地を入れ、二次発酵。型の8割まで。

 

8.蓋をして、180℃で15分、160℃に下げさらに15分焼く。

 

きれいな真四角の食パンが焼きあがりました!

 

粗熱を取ったところで、角がずいぶんきれいに出ていることに気付き…

回してみました(笑)→動画でご覧ください。

 

冷めると、パンの耳も柔らかく、中はふわっふわ!

しっとりもっちりした食感で、ほんのり甘くとっても美味しい!これは確かにトーストなしでこのまま食べられる。

 

普通の角食パンより水分量が多いので生地がべたつきやすく、こねるのがちょっと大変だけど、焼きあがるとふわふわで、味は文句なしのナンバーワン!

時間を見つけて、また絶対つくろー。