教職の素質として「学び続ける姿勢」というものがあります。
その中で学び続けられる人とそうでない人に分かれます。
何が違うのか??

それは、【間違いを認められるか。】という所にあります。

彼が亡くなりました。それは色々な要因があるでしょう。
しかし、当時の私は『すべては私の責任だ。』と悔い、もがき苦しみました。

四苦八苦を乗り越えて、38歳になって、それまでの人生の色々な間違いを認めました。

その中で、その38年分の軌道修正を行っている只中です。

人生でも保育でも子育てでも、時間が経てば経つほどに、この間違いを認める作業は難しくなります。
よく、年を取って価値観がガチガチに固まった人は変わりにくいと聞きませんか?

それは、たとえ無意識が誤りと気付いたとしても、それまでの自分を否定してしまいそうで、
認められない状況の場合もあるかと感じます。

特に保育や子育てはそれをしてきた子ども達をも否定してしまいそうで怖いものです。

しかしながら、そこを受け入れ、乗り越えないと次はありません。
気付いたなら1日でも早く、取り組むことです。そうしないとどんどんと受け入れられなくなりますから。

手っ取り早くやるには「死ぬほど悩む。」です(笑)
人生において、悩み、苦しみ、しんどさ、試練がある時は、いつもいかなる時も自分に振り返ってください。

その根本原因を作っているのは【私】だ。と。

それを乗り越え続けたら、全ての地平が見える地点に到達することでしょう。