今日は日曜なのに仕事。
昨夜はヤケクソで遅くまで飲んだんで、さすがキツイ。
夕方、今日の仕事を終えて、一緒に仕事したイギリス人とアメリカ人を
博多駅まで送ってった。
会社の車は上司が使うので、仕方なく自分の車で仕事に行ってたのだ。
新幹線口に車を停めて、荷物を降ろしたのは良いけど、前のでっかい車が
荷物の積み込みでモタモタしていて動けない。
邪魔くせーなぁ、このでかい車はぁ・・・・。
と思って見ていたら・・・・なんと
そこに居たのは、ジャズトランペッターの日野皓正さんだっ
黒いマジックペンが車のダッシュボードに入っているのを思い出し
大慌てで車を降りた。
『日野さんですよね・・・?』
『はい、そうですよ。』
『うわぁぁっ、サササ・サイン下さい。』
ここで、何かジョークで返事をされたけど、気が動転してて覚えてない。
走ってマジックペンを取りに行きながら、凄いことを思い出した。
俺の宝物のトランペットが車に積んであるっ何と言う偶然。
ラッパのケースを手に日野さんの元へ向かうと、日野さんはケースの色を見て
自分のカバンから白いマーカーを取り出した。
さすがに黒いペンではサインが目立たないので、自前のマーカーでサインを
してくれた。優しい人だ。
『下の名前は何ていうの?』
と聞かれて、ちゃんと名前と日付まで書いてくれた。
『トランペットですね?クラシックを演ってるの?』
と聞かれて、特に最近は何もやってない・・・とは言えずに、
『20年ほど前にジャズの真似事をして諦めました。』 と答えた。
ついでに『息子さんの曲も聴いてます。』と言ったけど、実はそんなに詳しくない。
でも、確かに素晴らしいベーシストだ。

俺のラッパは、29年前に買って大切に使っていた楽器で、
手入れもきちんとしているので、今でも調子が良い。
只でさえ、沢山の思い出が詰まった楽器のなに、今日のサインで更に宝物になった。
俺の車のボンネットにもサインしようか?と言われたが、それはお断りした
なかなかお茶目なおじさんだ。
回りのスタッフかミュージシャンらしい人たちが、
『おおっ、トランペットのケースにサイン?いいねぇ。』
と言ってくれた。
小4の時に親に初めて買ってもらったレコードが日野皓正氏のサマータイム。
今日は、引っ張り出して聴いてみるかな。