ちょうど今、NHKでハリウッド映画界の歴史の番組が放送されている。

ハリウッドには今まで何度も行ったことがある。

特に映画ファンってワケじゃないけどね。

パラマウント・ピクチャーズが1926年に創設された・・・・って、今テレビが言っている。

唐突だけど、オイラの親父の親父、つまりオイラのGさんのことを書いてみよう。

Gさんは、20年代に単身でアメリカに渡って、色んな仕事をしていた人だ。

サンパウロで農場を経営したり、タコマに土地を買ったりしてたみたい。(一部南米だけど)

んで、最終的にはハリウッドで、パラマウント映画社で働いていた。

当時の預金通帳や手紙の消印を見ると、確かに1920年代というのが分かる。

ってことは、パラマウント社の創立直後から関わっていたんだなぁ。

仕事の内容はよく分からんけど、ゲーリー・クーパーと一緒に写っている写真を見たことがある。

たまにエキストラで何かの映画にも出ていたらしい。

その時の写真も残っているけど、何の映画か分からない。警官みたいな格好をしてた。

残念なのは、戦争が始まることを察知して、仕事も土地も放り出して帰ってきたので

何も後に残らなかったことだ。

なんせ、うちの親父が赤ちゃんの時に死んでしまったので、あまり詳しいことが分からない。

今度、実家に残っている書類など、Gさんが残したものを調べてみようかな。




オイラが10代の頃、初めて単身アメリカに行った時、

最初に地上に降りた土地がサンフランシスコだった。

Gさんが最初に密入国した場所だ。

移民局に追われてゴールデン・ゲート・ブリッジの下のワイヤーにぶら下がって隠れたと聞いた。

でも、あの橋のワイヤーはすんごく太い。ぶら下がるのは無理だ。あの話はウソに違いない。

とは言っても、サンフランシスコやハリウッドに行くたびに、何か不思議な気持ちになる。

オイラの親父は、いまだにGさんの縁の地、サンフランシスコやハリウッドに行ったことが無い。

いつか連れて行ってやらないとなぁ。くたばる日も近そうだし。