夜、ヒマだったのでDVDを観た。

『カッコーの巣の上で』 という精神病院を舞台にした映画。

同じく精神病院での話、『17歳のカルテ』 という映画が大好きで、前からこれが気になっていた。

カッコーの映画で、巨人のインディアンの患者が出ていて、なかなかいい味を出してた。

映画を観ながら、ひとつ思い出したことがあるので、映画とは全く関係ないけど書いてみよう。




ずーっと前、アメリカにいた頃の話。

オイラはあるインディアンの家族の家にお世話になっていた。

親子3人+犬+オイラで、暮らしていた。そこんちの子供は当時2歳でヤンチャ盛り。

夜、寝るのは早いが、朝起きるのも早い。毎朝、みんなが起きる前から一人で家中を走り回って遊んでた。

早朝、6時前にオイラの部屋のドアの向こうから、『ガラガラ・ドシャ-ン!』 と音がした。

また、ジェイソン(子供の名前)が何かやらかしたらしい。

すぐに親が起きてきて、何か話しているのが聞えた。

ま、親が起きてきたので放っておこうと思い、また一眠りした。




7時に再度起きて、朝ごはんを食べようと思い、リビングに行くと、みんな揃っていた。

一緒にごはんを食べながら、さっきの騒ぎは何だった?・・・と聞くと、

『ジェイソンがボイラー室の棚をひっくり返したので、叱ってた』 と言う。

ちょっと焦った。と言うのも、家のボイラー室には、ライフルが3丁とピストルが3丁置いてある。

勿論、弾は入れていないが、実弾は箱のまま同じ棚に置いてある。

最近は、発砲事件や乱射事件が多く、一般人が銃を所有できる国は危ない…と再認識してる。

外人のオイラでさえも、特定地区での銃所有を認めるライセンスを持っていたぐらいだ。

自分の部屋のクローゼットにもライフルが1本入っていた。




ジェイソンが叱られた話に戻る。

ボイラー室は危ないから開けちゃダメだって言っただろう! 

と言ったら、ジェイソンが、『ニックがやった。ボクは何もしてないもん。』 と言い訳したらしい。

ニックとはオイラのこと。2歳の彼だけは、オイラの本名が発音できずに、いつもニックと呼んでいた。

みえみえの嘘と、妙な場の雰囲気で大笑いになったらしい。

笑い話で済んで良かった。

と言うワケで、インディアンも嘘をつきます。