アメリカの友達からクリスマスカードとカレンダーが届いた。

毎年送ってくれるオイラの親友からだ。

19年前、オイラが向こうにいた頃、一緒にバンドをやっていた仲間。

彼女はアルトサックスで、オイラはトランペットを吹いていた。

年末にはクリスマスコンサートをやったなぁ…懐かしぃ。




オイラはクリスマスには全く拘らない。

むしろアンチ・クライスト派(笑)。

キリスト教以外の友達にはクリスマスプレゼントをあげたこともないし。(あ、姪っ子甥っ子にやったっけ?)

イブの晩にもカッコつけた店で食事なんてしないで、鉄板焼屋なんかに出かけていた。




でも、欧米では、この季節はホリデーシーズンと呼ばれ、家族親戚が集まる貴重な時期。

いろんな顔ぶれが揃うのは、とても楽しい。日本の正月のようなものだ。

8年ほど前に、アメリカの友人宅でクリスマスを過ごしたことがある。

親戚一同が集まった時に、いろんな人々を紹介された。

紹介された中の一人に珍しい名前のおばさんがいた。

インディアン系の名前で、殆ど聞かない名前だった。

でも、オイラの友人で、音信不通になっていた同じ苗字の男がいた。

おばさんに、

『あなたと苗字が同じで、ファーストネームがSEANって男を知ってるよ』

と言うと、

『SEANは、私の息子の名前よ・・・』

『えええ~!! ●×高校に通ってたSEAN?』

間違いなく、オイラの友達のSEANのお母さんだった。驚いたぁ~。





高校の頃、同じ授業を取っていたSEANとオイラは、互いにギター弾きってことで意気投合した。

一緒にギターを弾こうって話になり、オイラはケース無しのバイオリンギターを持って

スクールバスでヤツの家まで遊びに行ったことがある。

ヤツの母さんとはその時に会っていたはずなのに、お互いに忘れてた。

早速、一緒に演奏しようってことになってビックリした。

ヤツはEmのコード以外は何も弾けなかった(爆笑)。

そこで、ヤツのオヤジさん登場。体格のいい、かっちょええインディアンのオヤジ。

そのオヤジがビートルズファンで、殆どの曲が弾けるから面白い。

結局、その日は泊めてもらい、3人でビートルズばっかりを演奏して遊んだ。




そんなSEANのお母さんとの偶然の出会い・・・嬉しいもんだ。

2日後には、SEAN本人から電話が掛かってきた。

ちょっと離れた町で、イタリア系の美人の嫁さんと暮らしているって報告だった。

元気な声が聞けて、とても嬉しかった。

いつもオイラのレポートをパクって、テストではカンニングばっかりしてたヤツが

ちゃんと結婚して幸せに暮らしているなんて・・・。




クリスマスなんて、どうでも良いが、取り合えずこんな思い出なんかもあるもんだ。