随分と前のことだが、中学一年生の学年末試験で14点をとったことがある。忘れもしない英語の試験。

小学生の頃から、そこそこに成績の良かったオイラが一気に落ち目になっていた頃だ。

そのショックと言ったらなかった。2年生になってから、近所の大学生の兄ちゃんに英語と数学を

習い始めた。しかし本人は勉強が大嫌い。楽しく学ぶコツを全然知らなかった。

仕方無しに、中一の教科書から勉強し直して、一日に60個の単語を覚え続けた。(3週間ぐらい)

とにかく暗記するしか方法が無かったが、なんとか成績は上がり、14点なんかとることは二度と無くなった。

でも、これは全然偉くない。普通の子は中一の時にすでに学び終わっていたことなので。




もうすぐ、オイラの姪っ子が中学生になる。赤ちゃんの時から可愛がっていたので、いまだになついている。

本人が希望するなら、英語を教えてあげてもいいよと言ってある。確実に100点をとらせる自信がある。

だが、あくまで本人次第。楽しく勉強できないようなら教える気もない。

まぁ、大人達が騒ぎ立てなくても自力で80点以上はとってくるとは思うけど。




最近、 『教えること』 と 『教わること』 について考えさせられることがあった。

教えることって、結局はとても自分の勉強になることが分かった。

たーーーいへん、僭越ながら、今・・・ハーモニカを人に教えている。

以前にもハーモニカの記事をブログにも書いたが、オイラはハーモニカが大好き。

このブログにはたくさんの本格的なミュージシャンの方々が、見にいらしているので

『お前は本当に吹けるのか?』 と聞かれると恥ずかしい限りではあるが・・・・。

でも、名選手 = 名コーチではないと信じて、なんとか教えている。




互いの事情により、会って教える機会がないので、ネットを駆使した通信講座だ。

掲示板方式で、音源も写真も貼ることが出来るので意外と便利なものだ。文明の利器ってすごい。

ブルースハープをやっている人なら分かると思うが、初心者は単音での低音(2番目・3番目の音など)

が出ないことがある。よく楽器屋に 『これ壊れてますよ』 と言って返品に来る人もいるほど。

最初はその段階から始めた。やはり、2番の音が出ないと言う。

丁寧に教えると、これはすぐに解決して次の段階に進むことが出来た。

退屈な単音を出す練習曲もちゃんとやってくれたようなので、ちょっとワザを教えてみた。

『ハンドビブラート(ワウ)』といって、右手でビブラートをかけるもの。

基本の持ち方がきちんと出来ていないと、これは出来ない。

もちろん最初からは出来ないとは思っていたが、教えた日のうちに少し出来るようになったようだ。

かなり筋がいい。



相当レッスンの進みが早いと思い、少しだけ躊躇したが

オイラは来週から忙しくなるので思い切って次のワザを教えることにした。(なんて乱暴な教え方)

ブルーズハープの醍醐味 『ベンド』。

これは、一つの穴で違う音程を出すというもの。

人によっては簡単に出来る場合もあるが、ココで挫折する人も多い。

とにかく教えるのは難しい。人に教えるのは初めてだし、第一オイラは人から教わったことがない。

いろんな奏者が口を揃えて言うことは、ベンドは出来る人から直接習え!と言うこと。

いろんなベンド奏法があり、オイラも出来るモノと出来ないモノがある。

一応、自分なりの理論を書いて、お手本の音源を録音して教えてみた。



ベンドが出来るのに、どのくらい時間がかかるかなぁ?

オイラの説明で分かってくれるかなぁ?



そんなことを考えていると、最初は出来なかったが少し出来たという報告が!!

そして、実際に出来た音をネット上に貼ってあった。

・・・・確かに出来ている。ドローベンドが・・・。  おのろいた。



長々と書いたが、教え始めてからたったの1週間だよ。





全く人に教えた経験がないオイラにとっても、すごくいい経験だ。

教えるということは自分も基本からやらないと、とても出来るもんじゃない。

オイラは今まで基本練習なんかやったことがなかったが、いろいろと調べてやってみると難しいもんだ。

人前で吹けるように練習しようかな。一緒に目指そう、ジェイムス・コットン!(でも努力が大嫌い)

教える立場の人間が、いろんなことを教わってしまった。