ロックやブルーズを聴き始める前から好きだったのがジャズ。
中でもトランペットの音と少人数のジャズバンドが大好き。
ジャズ先駆者としてはサッチモことルイ・アームストロングが一番だと思う。
口がでかかったので『such a mouth』『such a big mouth』 や 『satchel mouth(がま口)』
から転じてサッチモと呼ばれていたらしい。彼のラッパの音はそんなにキレイな音ではないが
抜群のテクニックと特徴のある声でジャズ界を変えた偉人だと思う。
実はオイラ、小学4年の終わり頃にトランペットを始めた。
サッチモの『ハロー・ドーリー』なんかも演ったことがある。
楽器を始めると、それまで気にもしていなかった音楽が全く違って聞こえ出した。
まずはラジオ番組の『オールナイトニッポン』の始まりの曲。
あれはハーブ・アルパートという、レコード会社(A&M)のオッサンがやった曲。
たいして上手とは思わないがかなり売れたミュージシャンだ。
次に気になったのが、ロッキーのテーマ。この曲はメイナード・ファーガソンという人がやっている。
小5の時にコンサートに行ってきた。人間離れした上手さで感激したのを憶えている。
オヤジが買ってくれた日野照正のレコードも擦り切れるほど聴いていた。
中学に入るとボーカルものは一切聴かなくなっていたオイラに変化が生じた。
ラジオから流れてきたトランペットの音がとにかくカッコいい。
最後まで聴き終るとDJがビリージョエルのザンジバルだと言っている。
次の日にお年玉貯金でレコードを買いに行った。
NY52番街のアルバムにフレディ・ハーバートというジャズトランペッターが
参加していたのが分かった。
この辺りからは、ロック・ブルーズなども聴き込むようになってきた。
でも、ジャズを聴くのは止めなかった。ジャズボーカルもいいなぁと思い始めたから。
それまでに持っていたサッチモの曲をまた聴き始めた時に、
歌詞カードを見て、とても驚いたことがあった。
『Black and Blue』という歌がある。スローなナンバーで以前から好きな曲だった。
だが、歌の内容なんか全く知らずに聴いていた。
この曲は正にブルーズだった。
歌詞の訳はいろんな解釈が出来るのでここに書くのは難しいが、肝心な箇所だけ書いてみよう。
”I'm white...inside...but, that don't help my case 中略
What did I do...to be so black and blue ”
きれいに日本語に訳すのが非常に難しいので、あえて書かないが
要はBlack は肌の色、Blue は所謂ブルーな気分だ。そして自分の inside は white だと言っている。
『What a wanderful world』 という歌を歌っているジャズの王様も
こんな歌を歌っていたのかと思うと、凄くショックを受けた。
ミュージシャンとしては大成功したのかも知れないが、黒人には辛い時代だったことは確か。
色んなイヤな目にもたくさん遭ったんだろうと思う。彼の歌にはブルーズがやたらと多い。
いろんなミュージシャン達が音だけは完璧にブルーズを演奏しているが、
他人種には無理な部分もあるのかなぁ・・・と思うこともある。
サッチモの時代から随分と経ったが、一流の若いジャズマンもどんどん出てきている。
一番注目しているのはウイントン・マルサリスというトランペッター。
抜群に上手い。まだCDは買ってないが、たまにはジャズのCDでも買ってみようかと思う。
確か、彼の兄さんもジャズのサックス奏者だったと思う。
ラッパの話になると止まらなくなるので、この辺でやめときますワ。
【好きなラッパ吹きたち】
レッドニコルソン / フレディ・ハーバート / ウィントン・マルサリス / タイガー大越
メイナード・ファーガソン / 日野照正 / チャック マンジョーネ / ニニ・ロッソ
メイナード・ファーガソン / 日野照正 / チャック マンジョーネ / ニニ・ロッソ
ハーブアルパートとマイルス・デイヴィスは別に好きじゃない。