レイ・チャールズの歌が流れていたスーパーマーケットにまた買い物に行った。
今度は 『リトル・リチャード』 の 『Rip it up』 がかかっている。店長さんの好みなんだろうか?
恐るべし! 近所のスーパー 『サニー』。
オイラが初めてリトル・リチャードを聴いたのはガキの頃に聴いたラジオ番組だった。
外国の放送だったので、DJの人が何を喋っていたのかワケは分からなかったが、
オールディーズ特集だったので、カセットテープに録音しながら聴いていた。
曲は例のスーパーで流れていた Rip it up だった。
ツェッペリンの天国への階段を聴いた時と同じぐらいの衝撃を受けた。
早速レコード屋に行って買おうと思ったが、誰が歌っているのかが分からなかった。
DJは笑いながら『なんとかリチャード』って言ってることしか分からない。
どうしても名前が聞き取れない。今みたいにインターネットでちょいと調べることなんか
ありえない時代だったので仕方が無いが・・・。
レコード屋に電話してみた。
オイラ : 『なんとかリチャードっていうR&Rの古い音源を捜してるんですが・・・』
オヤジ : 『リチャードで古いロックなら、クリフ・リチャードかな?在庫あるよ』
オイラ : 『あ、じゃ、それ買いに行きますんで、とっといて下さい』
後日、チャリンコこいでレコード屋に行ってみた。
ジャケットを見ると、爽やかな笑顔の白人が写っている。
『・・・・えっ?なんとかリチャードは白人か?何か違う気がする・・・』
と思いつつも、問合せまでしていた手前、買わざるをえない。
家に帰って聴いてみた。予想通り全く違うイギリス人の歌手だった。
今ではクリフ・リチャードがトム・ジョーンズと並ぶオバサンキラーの歌手ってことは知っているが
当時は何も知らなかったので貴重な小遣いをつぎ込んでしまった。トホホ。
ところで、オイラが持っているCDには、リトル・リチャードと天才ギタリストの高中正義が
共演した 『LITTLE RICHARD meets TAKANAKA』 ってのがある。
内容は、全曲リトル・リチャードのもので、まあまあの出来だ。好みは凄く分かれると思う。
個人的には高中さんにはもっと大暴れして欲しかった。

バングルズのPVにリトル・リチャードが出ていたのを見た時には驚いた。
あのヒゲに憧れて、一度だけ同じようにヒゲを整えてみたことがある。
とてつもなく似合わなかったので、すぐに剃った。
あの手のヒゲはかなり人相が悪くないと似合わない。
オイラの顔じゃ、どう頑張っても香港映画のチョイ役がいいところ。