


上:「ブルースのライブハウス」 今でも演奏はやっているのだろうか?
中:「古い駅舎を利用した写真展示会」 昔のブルースマン達の写真もたくさんあった。
下:「ブルースミュージアム」 レンガ造りの古い建物。
《ブルースの道》
今日は大晦日。朝起きて日本の実家へ電話してみた。日本時間は大晦日の夜10:30。
年越しそばを食べたくなったが、普段どおりのサンドイッチを食べた。
Motelのフロントでジュースとドーナツをもらって出発! 今日はブルースの日だっっ!
Highway61を南下、これが有名な「Blues Highway」だ。(誰も知らんかな?)
この道と49号線の交差する場所があの「Cross Roads」。Robert Johnsonが悪魔と取引きをして
天才ブルースマンになった所だ。後にクラプトンがカバーして有名になった歌の場所。
ブルース好きには、この深南部の雰囲気はたまらない。
回りの木々にはスパニッシュモスという綿毛のような植物が垂れ下がり、俺ら以外の人間はみんな黒人。
広く見渡せる土地に細い道が続いてる。南の匂いがする。
Clarcksdaleに着いた。
ここは数々のブルースマンの出身地。ブルースミュージアムがあることは前もって調べていた。しかし
中々場所が分からない。車を止めて街中を歩いてみた。街と言うよりは寂びれた村だ。人通りも少なく
ちょっと怖い感じだった。昔の鉄道の駅にブルースに関わる写真などを展示してあった。係のお姉さん
にミュージアムの場所を聞いてみた。
やっと見つけたが、工事中で場所を裏に移してあった。どおりで見つからなかったわけだ。
アメリカでは多いが、図書館とミュージアムが同じ場所で経営されている。この町も図書館にブルース
ミュージアムがくっついていた。
レンガ造りの建物の二階がミュージアムだ。中は小ぢんまりしたフロアにSon Houseの歌が流れている。
係のおねえさんでさえ、ブルースのミュージシャンに見えてくる。昔の写真や、Howling Wolfが実際に
使っていたブルースハープなどが展示されていた。彼がハープもやるとは知らなかった。
CDやカセットも安く売ってあったが、Elmore JamesやR.Johnsonは置いてなかった。
街のレストランに入ってみた。ちょっと小汚い小さな店で、制服警官も昼食に来ていた。とにかく
東洋人なんか来ない場所らしく、目立って仕方ない。チキンにマッシュポテトを付けて$5ほど
だった。予想外に美味かった。
その後は又移動。ド田舎だが、デイリークィーンとランドリーが近くにあるMotelに入った。
暗くなったが、洗濯物があったのでランドリーに行ってみた。とにかくヤバそうな場所だ。
雰囲気が違う。さっさと洗濯をして部屋に戻り、ホットドッグを食った。こんな大晦日は初めて。