YouTubeでいくつか動画を公開していますが、911GTSを所有しています。

 

 

他人に運転の”何か”をレクチャーできるようなスキルを持っているわけではないのですが、私のような素人(+α)の紹介動画があってもいいのではないかと思い、3年くらい前から動画制作を通じて自分が気づいたことなどを配信しています。

プロ(レーサーおよび自動車ジャーナリスト)が書いた記事って、割と内容が似ていると思いませんか?自動車会社から(もしくはディーラー?)からクルマをお借りしてそのクルマのレビューをする以上、色々ハッキリと言えないこと(特にネガティブなこと)も多いでしょうし、実際に彼らが”嘘”をついているとも思わないのですが、目当ての記事や動画を見ても、どうも自分的には”素直に”受け入れられないことが多いです。

かく言う私も自分が購入したクルマのネガティブな面を”無意識に”出さないようにしてると思うので、あまり他人のことを言えた口ではありません。

 

ところで本題の911GTSの話。

私のGTSは”リアステア”がついています。ご存じない方(このマイナーなブログを読む方はきっと皆ご存知でしょう)のために解説すると、通常ハンドルを切るとクルマの”前輪”のみがハンドルに合わせて左右に切れます。ところがリアステアがついたクルマは、ハンドルの舵角に併せて前輪のみでなく、”後輪”もタイヤが曲がることになります。駐車時における低速度域では前輪と反対に、高速域では前輪と同方向にタイヤの向きが変化します。つまり、これがついているとコーナーを曲がるときや転回したいときなどに、非常に切れ味鋭くクルマの旋回が始まります。

今回のGTSで初めてリアステアがついたクルマを体験することになりました。とにかくびっくりするくらい、よく曲がります。リアエンジンである911の特性はやはり消えないですが、それでも後ろに重いエンジンを積んだ911が明らかに”スパッ”と曲がる感覚があります。これは独特。自分の腕(スキル)で自動車の挙動を変化させたい方には邪魔な装備なのでしょうが、素人の私にとっては多少速度域が上がった状態でコーナーに向かっても破綻せずにクルマが曲がってくれる安心感があります。リアステアがついていない911はどんな挙動なのか?機会があれば比較してみたいですね。

 

しかし992.2GTSはリアステアが標準になってしまったようなので、もしかしたら992.1のリアステア無しの方が、今後人気出るかも。。。