今回はロータス・エミーラ2.0(AMG M139)の納期についてひとこと。

 

LCIに正式に申し込みをし、預り金(ただしクルマをキャンセルしても戻ってこない)を振込んだのが2022年5月のこと。あれからあっという間(長すぎ)の2年以上を経て、ようやく納期が明確になりつつあります。

 

どうやら(やっと)先週、2.0エンジンが排気ガス検査に合格したらしく、あと2週間位したら試乗車が用意できる見込みらしいです。

 

私と同じように待っているPre-ownerの方々は、恐らく同じ意見を持っていると思いますが、このエミーラの購入を通してロータスという会社(Geely?)をレビューするとき、如何に高額な車を販売する”クルマ屋”としてダメなのかを感じざるを得ません。

 

いや、クルマに非はない。クルマの品質がどうのとか、そうゆうことを言いたいわけではないのです。それ以前の問題。

問題は、注文書を交わし(預り金は帰ってこない旨にサインする)たあとに発生した(もしかしたらすでに発生していた?)エミーラ生産遅延に対する情報公開がほぼないことなのです。すでにコロナのせいにする時期でもなく、単にクルマを量産する”能力”がないことが露呈している中で、せめて企業として発生している問題などを”まめに”情報公開すべきでした。

 

エミーラは最後のエンジン車ということで、これまでロータスを手にしたことのない(私がそうですが)人々の心を掴んだと思います。2021年時点では。しかし購入見込み客に対してこれだけ遅延に対する説明がない、遅延の説明がなくても”飽きさせない”イベントや何かを企画するわけでもない、と言う経験をした私(我々)が、今後ロータスが力を入れて販売していきたいBEVの購入検討をするか?

Lotus Emira Forumを覗いてみると、これはどうやら日本だけでなく世界中で発生している問題ですね。

 

近い内にAMGエンジン エミーラの試乗ができると思いますが、そのクルマの”デキ”次第では、今後のロータスとのお付合いを考えることになるかもしれませんね。