みなさんこんばんは、白鳥です。
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最近、いろんな世代の良い音楽(日本のポップスなんですけど)を聴くようにしているのですが
「昭和の名曲」と呼ばれるような曲を聴いたり、歌手の方を見ていると
こんなにも良い歌、歌声の持ち主が何十年も人々に愛され、
こういう風にまた新しい世代にも愛されて残っていく。
音楽って素晴らしい文化なんだなあと痛感しました。

そしてその時代にまだ生まれておらず、リアルタイムで見れなかった事が悔しい〜!って思いました。
「もっと早く出会いたかった」
この感情につきますね。未知って悔しい!

美空ひばりさんの新曲が現代の技術で蘇ったお話。めちゃくちゃ素晴らしい事だと思いませんか。
"あれから"30年、今でも変わらず愛される国宝のような方。
30年ぶりに目の前に現れるひばりさん、歌声に涙するファンの皆さん。
プロジェクトも含め、観客の皆さんの耳に届くその瞬間まで全てが愛の形なんだ。
私の稚拙な文章で表現するのはおこがましほどに、歌手として究極の形だと思いました。

私たちゲイアイドル
二丁目の魁カミングアウトは、
メンバーであるミキティー本物が書く歌詞をメロディに乗せて、私たちで歌声にして届けています。
ミキさんのように文字として残せる遺伝子は私にはないですが、私は私の歌声を未来に残していかねばならないなあと。

なんだか現代の風潮として、
作詞作曲していると偉い、アーティストだ、というような感覚を覚えますが

かの時代のレジェンド・アイドルのみなさんは
頂いた歌詞やメロディの一節一節を大切に届けている、
自分の言葉ではなくとも、自分の表現で未来に残している、そう感じまして。

なんだかそれって「アイドル」という職業でしか成せないものなのかもと思うと
特別なことなんじゃないかな、と。
私はきっとアイドルのそういう魔法?幻想?偶像?のような部分に惹かれ、引き寄せられ、今も好きなんだなあと思いました。

自身で作られる方は、その曲に込める思いがまっすぐでその温度感で届けられるけれど、
頂いた歌詞、メロディを自身の解釈で表現を重ねる「アイドル」は
ともすれば解釈違いが起きることもあるかもしれませんが、
でもその不完全さこそ"アイドル"、その醍醐味なのかも…なんて滾ったりして。

もちろん、私はミキさんの歌詞が好きなので
この歌詞を歌える事がすごく嬉しいです。


今回、語ってきたようにいつまでも色褪せない魅力を今後は身につけていきたいなと思います。
私個人の目標としては、
一過性ともとれるアイドル道、生涯愛される宝物になりたいと思っています。

それは私が一生を誓うことよりも難しいことかもしれないですが、未来を夢見る事は自由でしょう?

人生って 嬉しいものですね。

《白鳥白鳥》