ウエストワールドプロットS1第6話 スパイの正体 7/7(The Adversary) | 言いたいことは明日言え

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最近頭が硬くなったのか、SFドラマが一回観ても理解出来ないことが多いので、ドラマの登場人物、あらすじの備忘録として使うつもりです。

ウエストワールド 1シーズン 第6話 7/7 ネタバレ

出展:Westworld Wiki


【スパイの正体】原題:The Adversary



プロット

メイヴ、フェリックスとシルベスター
メイヴ「これは何?この統覚って」
シルベスター「統合的な知覚って事だ」
メイヴ「14点」
フィリックス「ホストの中じゃ、一番高い。君は経営者だから賢くしてある」
メイヴ「でも、それ程じゃない
シルベスター「売春宿のマダムだ。衛星基地の所長とかじゃないだろう」
メイヴわかった。幾つか変更をお願い」メイヴはフィリックスにタブレットを渡すと、シルベスターが奪う。
シルベスター「それは無理だ。矯正部のログインでないと。それに変更を加えると、自動的にフラグが着く、だから」メイヴはタブレットを奪い返す。
メイヴ「お友達の話と違う。彼は出来るって。誰にも知られずに、ホストを起動して、記憶を消去できる。5分考えて理由が分かったわ。商品には手を出すな。そう言われても寂しい男は何とか抜け道を作って穴に突っ込まずにはいられないの。気にしないで。私は商売人よ。私を好きにしていいわ。変更さえ加えてくれたらね」シルベスターはタブレットを引っ手繰り操作し始めた。

バーナードとエルシー
バーナードはコントロールルームの廊下を早足で歩き、隅で止り電話をかける。
エルシー「どうも」
バーナード「何がわかった?」
エルシー「まずテレサは、古い二分身制御システムであの樵を再プログラムしてた。でも彼女だけじゃない。他にも誰かがこの3週間ホストを操ってた」
バーナード「どのホストだ」
エルシー「解らないけど、複数よ。新しいのは受信機がない。だから古いホストの筈ね。重大な変更が加えられてる。ループを逸脱するだけじゃない。根本的な指令まで変えられてるの。ホストは嘘をつける。人間を傷付ける恐れもあるわ」
バーナード「誰が変更の許可を出した?」
エルシー「解らない。一番あり得るのは、アーノルド」
バーナード「もう死んでる」
エルシー「なら、凄い天才プログラマーだわ。まるでフォードに何か気付かせようとしていたみたいなの。データを写して持っていく。自分の目で見て」
バーナード「オフィスで待ってる」
エルシー「わかった」
エルシーは電話を切った。

ロバート・フォード
フォードは小さなロバートとオフィスにいた。
フォード「ジョックの事は心配しなくていい。私が直す。あの犬に何があったか話してくれ」
ロバート「兎を見て駆け出した。そしたらああなった」
フォード「解析しろ。君は嘘をついてるか?」
ロバート「そうです」
フォード「本当は何があったのか話せ」
ロバート「僕が殺した」
フォード「何故だ」ロバート「解らない」
フォード「それじゃあ、ダメだ。ロバート。事実を話すんだ。
ロバート「あの犬が兎を殺した。そしたら、誰かが言った。犬を解放してやれって」
フォード「誰が言った?」
ロバート「声」
フォード「誰の声だ」
ロバート「アーノルド。兎を殺したけど犬が悪いんじゃない。そう作られたって。だから助けた」
フォード「助けた?」
ロバート「死ねばもう、何も傷付ける事はないから」

バーナードとエルシー
エルシーは情報のコピーを取っていた。
エルシー「これどういう事?嘘でしょう?」
背後から物音がしてエルシーは振り返り、物音に近づく。
エルシー「誰?バーナード?誰なの?アーノルド?」
エルシーに背後から腕が襲いかかった。

メイヴ、フィリックスとシルベスター
3人は在庫管理の部屋でデータを書き換えていた。
シルベスター「よし、入った。どうぞ」
メイヴ「忠誠心、私は忠誠心を利用されてるわ。少し下げて。苦痛もね、今度ここに来る時あまり苦しまないようにしたいから」
フィリックス「あれ?おかしいぞ。既に変更された特性がある。被害妄想、自衛本能」
シルベスター「マジか?誰かがログに残さずに彼女を変えてた。俺たちよりずっと上の権限を持つ誰かだ」
メイヴ「どう言う意味?」
シルベスター「どうもこうもないさ。俺は面倒に巻き込まれたくない。ここで手を引く」
メイヴ「何もかもバラすわよ。それでもいいの?新入りの女の子に言う言葉を貴方にも言ってあげるわ。一度始めた事は最近までやり通すの。どうせ仕事を失うなら美味しい思いをしなきゃ。そうでしょ。じゃ、最後の変更、あれよ、統覚だったわね。じゃあそれを一番上まで上げて頂戴。お願い」
フィリックスは上げた。
メイヴ「ねえ坊や達、楽しい事をしましょう」