会津木綿、美しい緑色、他2種

 

数年前、百貨店の日本の職人展だったか、催事で福島の織元さんから買い求めたもの。

布好き、布を見ると欲しくなる。

当時これから制作しようとしていた(一昨年完成)川越唐桟単衣に合わせる半幅帯にと深い緑色を探していた。織元奥様と相談しながらこの3種を組み合わせることに。37㎝巾で緑2m、縞1m、茶1m

 

気になりながら温存していた。コロナで着物で外出しなくなり、家で着ていたいと、気軽に着られるものに目が向く。

 

緑,、縞、茶、どう組み合わせようか?

 

前に作成した半幅帯を出してみる。2種の洗い張りされた江戸小紋で、リーバーシブルに。変な組み合わせ。

 

ちなみに会津木綿の緑色との方が。

 

組み合わせ迷いながら、9月2回目の和裁教室、完成の阿波しじらをチェックして頂いた後に。

 

先生、色数少ないほうが合わせる着物を限定しない。片面は単色にすべく、3種とも半幅に切り、はぐ。

それぞれ幅を更に半分にし、すべて2種の縞にする案はやめる。

 

はぎを入れないようにする箇所は:

 

実際の半幅帯の中心とそこから大体左右の脇まで各22㎝のところに糸印をして、しめてみる。貝ノ口か矢の字結びが多い私、長さは345㎝にする。

- 中心から左右22㎝位のところ迄、すなわち、22㎝位のところではいでも良いということ。

- 垂先から45㎝(カルタ結びには70㎝)位までと手先から100㎝位迄。

 

垂先と手先縫い代各4㎝(縫い代この位あると重みがというか、落ち着くとのことで)、はぎ縫い代1.5㎝。

 

このままの長さではぐと、これらの範囲内にはぎが来てしまう。また、片面2種はどう配置しようか?

 

芯は半巾にカットされているものがあったが、この場合、並巾を2つ折りにしたほうが良いとのこと。帯皮は折って半幅にするのではなく、半幅2枚をはぐため、その縫い代を芯にはさみ込めたほうが。

芯の金色の線のある両端はつれていることが多いため、その一方の端から2㎝位切り落とし、そこから開いたまま芯幅(帯幅マイナス3㎜位?を2倍)計り、切るようにと。例えば中心で折って芯幅を計ると正確さに欠けるそう。名古屋帯の芯のとき、中心から芯幅半分ずつ計っていた。これは良かったのか? 先生によって、お考えが異なり、方法が異なる場合が。

 

続きは家で。