1964年4月に開業してから60周年を迎えました。京王れーるランドに保存されている2010系車内で動物園線のパネルや資料の展示が行われています。

 

PDF見て気になったのですが動物"公園"線とあるのは間違いでしょうか?この路線の正式名称は動物園線ですが多摩動物公園線とか見たことありますしかえって色んな名前つけられそうですね。高幡不動の乗換案内では多摩動物公園方面乗り換えと表現しているので正式名称が定着していないのでしょう。

 

この動物園線は1960年にオープンした多摩動物公園のアクセス路線として計画され着工が1963年10月で開業が翌64年4月末ということで突貫工事で建設された経緯があります。60周年の展示でも多摩動物公園へのアクセスバスのパネル展示もあります。やはりバスのみでのアクセスでは限界を早くも感じていたのでしょう。

ちなみに高尾線も着工から1年9か月というスピードで開業しました。当時の京王帝都は仕事が早いですね。

 

今は多摩動物公園のアクセスだけの路線ではありません2000年に多摩モノレールが並走するようになりましたが大学のアクセス路線、そして京王れーるランドのアクセスを担うようになりました。特に京王れーるランドやその周辺施設の存在が近年大きいなと思います。昔の京王れーるランドはそんなに覚えていないのですがお土産ショップみたいな感じでほんと動物園の帰りに寄るかなぐらいのものだったのです。それぐらい記憶にない施設だったのですが今の博物館ではないですが保存車両も展示されるようになって動物園線の価値を高めた存在になりました。

 

動物園線60周年とライオンバス60周年を記念したヘッドマークが掲出されいます。

ちなみに10年前の50周年もこの7000系で迎えました。6000系本当に短命でしたね。