♪〜パパラパパパラ

パラパパパ〜

パパラパパパラパラリララ〜

パパやママには

言えないわ〜

パパ活で服〜買ったこと〜♪


【日本語歌詞監修】





タマーロン・ブランド

(794〜1192)




「おはよう」


あちこちで

挨拶が交わされる中で

私は努めて何気なく振舞った。

不安な感情を抑えているのだ。

しかしその一方…

さっぱりした気分も

ないわけではなかった!


上役の机に目をやる。

今日からもう彼に

怒鳴られる事はない!


昨夜の事を思い返してみる…


昨日の午後会社で会議があった。

その席上…

私は我ながら素晴らしいと思う

企画と意見を述べた!

しかし上役はそれを無視した…!


終わった後…

会社の帰りに

上役は私をバーに誘ってくれた。

飲んでいる間は

私は大人しかった。

しかし…

バーを出てから私は

上役に絡み始めた。





「どういう事ですか?」


『まあ…歩きながら話そう…

少し酔いを醒ましたほうがいい』


と上役は言ったが

私は…

前々からの不満が溢れ出た!


「あなたの考え方は…間違っている!」


『どういう点に関してだ?』


「何かもだっ!

もう少し部下を人間扱いすべきだ!

情け容赦もない…」





『企業の世界とは厳しいものだ!

いい加減なことでは

他社に追い越されてしまう…

業績も落ちる…』


酔いも手伝って

私は…

かっとなってりかかった。





『よせ!くだらない…

暴れてみたって

何の解決にもならん…』





「いや…こうでもしないと

通じないから…

思い知らせてやる…!」






殴られるのを防ごうと

上役は右手を出した!

私は

その手を掴んで投げ飛ばした!

そして…


「どうだ…!…?」

 

返事をしない…

どうやら屍のようだ…

心臓に手を当ててみたが…

動いていない…


んだ


んでしまった…


どうすべきか…?

人影はない…

この場を離れよう…


帰宅した。


いつの間にか酔いが醒めていた…

大変なことをしでかしてしまった…!


まぁしかし…

あいつも企業のためと思って

あんな風にやらざるを

得なかったのだろう…

そう悪い人間じゃ

なかったのかもしれない…

私は運悪く

その下についたのだし…

奴は運悪く

私の上司だったのだ!


出勤した私は

そんな事を考えながら仕事をした!


「あの上役が無断欠勤とは珍しいな?」


「ああ…まったくだな!」


そんな事を話しあう者もいた!

いつ警察の人がやってくるかと

気にしながら待ち構えていた…

連絡ぐらいありそうなものだ…?

しかし…それもなかった!

不思議だった…

あるいは死因を調べるため

解剖でもしているのかもしれない?

転んで頭を打ったという

事故扱いになっているのだろう。

殺人の疑いを持ったら

ここに乗り込んでくるはずだ!

それが来ない…

私は…

いくらかほっとし

帰りにバーへ寄って

酒を飲んだ!






その次の日

私は少し遅刻をした…

酒を飲み過ぎ

いい気分で

眠り過ぎてしまったのだ…!

飲まずにはいられなかった!

またある意味では…

祝杯でもあった!

あの人間味のない

上役が消えたのだ!

しかも証拠も証人も居ない!

そして自分の机まで行ったとき

私の体は…硬直した!


あの上役がいる…!


いつものように怒鳴っている!





『仕事は進展しているか?

クズども!

だらだらしてると

他社に負けるぞ…んっ!』


どうやら幻覚ではない…!

私は

しばらく椅子に掛けて頭を抱えた…


一昨日の夜のことは

何だったのだ…?

脈も心臓も

止まっていた事を確認した!

冷たくなっていくのも

ちゃんと感じた…!

つまり…奴は…んだのだ!

それなのに…

今…あそこにいやがる…!

あそこで怒鳴っている男は…

誰なのだ…?


誰だ…?

嗚呼…私は今…

恐ろしいを見ている…

かつて…

鬼上司と呼ばれた

上役の幻影と幻と

闘っているのだ…!

勝てるはずがない…

幻などに私が…


仕事が手につかなかった…!

上役が言う…





『なにをぼんやりしていやがる!

いつもの元気はどうした?』


「はあ…」


『はあじゃないんだよ!

どうしたんだ…小僧?』


「少し気分が悪くて…」


『何だそれぐらい…?

仕事に熱中すれば良くなる!』


ガミガミ怒鳴られた…!


二日前に死んだ奴に

ガミガミ

怒鳴られているのだ…

上役にそっくりの

兄弟がいたなんて話は

聞いたこともない…





仮にいたとしても

こんな仕事の指示はできないはずだ…?

何がどうなっているのか

訳がわからない…?

このままだと私の頭は

どうかなってしまうだろう…

なんとかしなければならない!



二週間ほど経った…



私は上役を誘った!


「私のところで飲みませんか?」


『うむ…そうしよう!

この間から様子がおかしいぞ…?

何か事情がありそうだな?

相談に乗ってやろう…!』


マンションの部屋で

私は…上役をもてなした!


『うん…こりゃいい酒だ!

なあ…?俺が会社で

うるさく言うのは

君たちの将来を思えばこそだ…!

会社の業績が落ちれば

困るのは我々なのだからな…?』





この野郎…?

とぼけるのも

いいかげんにしろってんだ…!

した相手に…

親切に慣れ慣れするなんて…

不愉快になってきた!

それに不気味でならない…

私は毒薬を用意していて…

それを酒に混ぜておいた!

が効いてきて

上役は苦しみ始める…

いや…

こいつは既にんでいるのだ!

それを殺して何が悪い…?

胸を掻き毟り

のたうちまわった後

ぐったりとなる…


 まさにだ!


今回が本当の殺人なのだろうか…?

私は

人のいないのを確かめ

非常階段で死体を運び出し

車へ積んだ…!

運転して夜の道を

郊外へと車を走らせる。

スピードにも気を付けた!

警官に制止されて

中を覗かれたら…

答えようがない。

本当に殺したのは

二週間前なんです

と答えても

信じてくれそうもない…


に着いた!


シャベルで穴を掘り

土をかけて

落ち葉をその上に撒いた!


私は何食わぬ顔で出勤したが

仕事にならなかった…


なんということだ…





次の日に上役の奴…

出勤してきやがった…!


そしてこれまでと

少しも変わることなく

仕事を進めるではないか…?


 なるほど…超人なのか…


あの上役は

不死身の肉体の持ち主なのだ!

そう考える以外にない…

あいつは只者じゃあない!

想像を絶した超能力

備えているのだ!

勝てるはずがない…

エスパーなどに…私が…


要するに…

この現実を認め

そう扱うしかないのだ。

上役が私に命じる!


『この計画を進めてくれ!』


「はい…かしこまりました…」


二回もした私を

少しも気にかけて

おられないようだ…

なんという寛大な心の

持ち主なのだろう…?

絶大なお力をお持ちなんだから

私にを下すことだって

出来る筈なのに

感謝しなければならない!

いずれにせよ

下手に逆らわないほうが賢明だ!

これからは忠実に仕えよう…

機嫌を損なわないように注意していれば

私を悪いようにはしないだろう。

つまり…

上役は私にとってなのだ!






私はそれこそ…

全身全霊を挙げて

指示に従って仕事に熱中した!



三年ほど経ち…私は昇進した!


 ある休日


ひとりの中年の訪問を受けた。


『あなた様の上役の方の紹介で

お伺い致したわけで御座います…

ぜひ…わが社の

契約にご加入下さいませ!』


「上役の紹介となると

追い返すわけにはいかない!

加入するよ…」


私が筆記道具を探していると

相手は言う!





『どなたでも加入出来る

という物ではないのですよ…

ある地位より上の方でないと!

たぶん乗り気になられるとは

存じますが

そうでない場合…

秘密は守って頂きたく…』


「ああ…守るさ!

他所で喋って…

上役に報告され

機嫌を損ねたくないからね!

でもいったい…何の秘密だい?」


『実はわたくし…

生命保障会社の者なのです!』


「あ〜なんだ…

生命保険なら

入っているんだが…?」


『保険では御座いません…

保障で御座います…!』


「それは…どういうことだ?」


「万一の時に

代わりを入手できるので

御座います!

つまり

同一のものを

提供して差し上げる

というもので御座いまして…』


「さっぱりわからないが…?」


『あなた様が…

事故…事件などで死亡した場合…

その存在を再び

現実のものにする

という事で御座います…!』


「なんということだ…」


『ご加入後…

あなた様の細胞を

採取させて頂き

その遺伝子をもとに

高速培養を致しまして

すなわち…

あなた様を

胎児の状態から現在の年齢まで

短期間の間に

成長させるので御座います!』


「なるほど

現在の科学の力を持ってすれば

可能なのかもしれないな…

しかしそれは外見だけが私であって

私とそっくりの

生命体というだけだな?」


『あなた様の

脳細胞に含まれている

記憶を

エレクトロニクス装置によって

移すのです!

これで同一の肉体と

同一の記憶を持った者が

出来上がります!

あなた様と

どこが違いますでしょうか…?』


「そういうものなのかもしれないな…」


『同時に

あなた様の身体の中に

小型の発信機を埋め込みます!

それにより発信が

死を示すと

私どもが飛んで行き

死んだ身体を回収し…

抹消し…

予備の眠りを覚まし…

活動させる!

というわけで御座います…

その間

一日ほどのお時間は掛かりますが…』


「そういうものかもしれないな」


『実例は

既にご覧になっている事と

存じます…』


「ああ…」


上役の秘密はここにあったのか…!


『掛け金は毎月同じですから

数多く活用なさったほうが…

お得です!

そういう方のほうが

業績も良く

ご昇進も早いようで御座いますよ』


「だろうね!

仕事のためなら

命の一つや二つ

惜しくないって人間なら

出世もするだろう…」






まったくこんな仕掛けだったとは…


ああ…

言われるまでもなく

活用してやるさ!


これからは…

部下をこき使ってやる!


しかしその中に

私をそうと考え…

実行に移すぐらいの

元気のいい部下

いればいいのだが…?




原作・脚本 星新一


主題歌 愛のテーマ


キャスト


上役 ロ・バート・デ・ニーロ


部下 ジ・ョー・ペ・シ


紳士 ア・ル・パ・チーノ




監督


ク・エン・ティン・タ・マン・ティーノ




制作著作 


東映漫画祭り


(↑あの…ドラ○もんとか…

ドラ○ンボールのっっっ?)



上映時間


3時間40分


(↑長〜いよっ!)






復〓たまこ〓活






唯一無二だと思う俳優

 

 #ロバ・ア・ト・デ・ニ・イロ

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する