クマ「教授!

大雨の影響で…

帰りの電車が…

不通になってしまいました…」



たま「んっ…

多少時間はかかっても

普通でいいじゃないか?」



クマ「いえ…

時間がかかるというより…

不通なんですよ!」


 

たま「普通だからと言って

永久に帰れない

訳じゃあるまい…?」



クマ「それはそうですが…

しかしこの雨が

いつまで続くか

わかりませんよっ!」



たま「雨でも

電車に乗ってる分には

別に濡れるわけじゃないだろう?」



クマ「電車に乗って…

待つんですか?」



たま「当たり前だ!

駅で電車が来るのを待ってから

乗るものだろう?」





クマ「不通ですから

電車は来ませんが…?」



たま「電車が来ないのが…

普通なのか?」



クマ「はい…

電車が来ないのが…

不通です!」



たま「電車が来ないと…

明日の講義は

どうなるんだ?」



クマ「この分ですと…

明日は休校ですね…」



たま「そうだな

急行なら午後の講義には

間に合いそうだな♪」



クマ「ですから…

明日は休校に

なってしまうと

思いますってば!」



たま「急行の方が

いいじゃないか?」



クマ「それでは…

もう特休ということで

たまには

のんびりしましょうか…?」



たま「特急があるなら

始めから

そう言ってくれれば

いいじゃないか!」



クマ「特休くらいは

仕方ないでしょう…

この天候ですし…」



たま「天候と

特急の関係が分からんが…

特急の分の

金くらいはあるぞっ!」



クマ「えっ

お金の心配ですか?

特休なら有給でしょう…!」



たま「特急の

どこが悠久なものかっ!

時間に追われる人のための

特急だろう?」



クマ「…ははぁ!

教授…さては何か

勘違いなさってませんか?

特休とは

特別休校って意味ですよ?」



たま「うむ…特別急行だろう?」



クマ「はい…」





たま「何だ貴様!」



クマ「いえ…何か…すんません…」




~~~~~




クマ「教授!

どうやら私は…

パンドラの箱を

開けてしまったようです…」



たま「いったい…

どうしたって言うんだね?」



クマ「教授…

特殊相対性理論は…

光速度がすべての観測者に対して

不変であることと…相対性原理に

基づいて…互いに等速運動する

観測者どうしの慣性系に対して

電磁気学を含むすべての物理法則が

同じ形で成立することを

定式化したものですよね?

この理論によると…

時間は観測者によって

異なるという相対的な

ものとなるわけで…

1915年発表の

一般相対性理論は

等価原理と相対性原理に基づいて

互いに加速度運動する観測者どうし

加速系を含む全座標系に対して

すべての物理法則が…同じ形で

成立することを

定式化したものであって…」



たま「助手君!」



クマ「…何ですか?」



たま「もうちょっと…

分かりやすく

説明できないのかね?」



クマ「じゃあ…質問なんですけど…」



たま「何だ?」



クマ「光の速さで

ケツから

ウ○コ出したら…

どうなるんですか〜?

なんつって♪」





たま「まず…

貴様の住んでる街が…

消し飛ぶだろうな!

光速で

ウ○コほどの質量

(約200~300グラム)

の物体が動いたら…

想像を絶する衝撃波が発生する!





ましてそれが

地表と激突したら…

貴様のウ○コで地球が

ヤバいってわけだ…!

さらに…今現在の理論では

物体は光速に近づくにつれ

質量は増加するので…

射出されたウ○コが

光速になった瞬間に…

質量=∞(無限大)となる為…

重力崩壊を起こし…想像を絶する…

ブラックホールが発生する!





それが一瞬で太陽系を飲み込み

5秒以内に

銀河を飲み込むので宇宙がヤバい!

またウ○コ側をリアルに説明すると…

光の速さでウ○コをすると

ウ○コはスターボウを見るだろう…

簡単にいえば…

亜光速で宇宙を航行するときに

一つには光行差のために…

星の見かけの位置が

ウ○コの進行方向前方へ移動集中し

ドップラー偏移のため

星のスペクトルがずれて

星の色が変化し…





それらの効果が合わさった結果…

ウ○コの後方は漆黒の闇が…

そしてウンコの進行方向には

全ての周囲の風景が

一点にあつまるように見える!

つまり!

ウ○コの進行方向を中心とした

リング状の星の虹が見える…!





そして

ウ○コは七色に輝いて見える…!

ゆえに…

貴様のウ○コは

素敵でヤバいってわけだwww」





クマ「…教授…!」



たま「何かね?」



クマ「何か…すんません…」



~~~~~



クマ助手日記


8月17日(晴れ)




【パンをくわえて美少女にぶつかる!】


って…

シチュエーションに憧れた。


で…今朝…

実行しようと思って

きっちり朝飯食べて

腹いっぱいなのに…

わざわざコンビニで

パン買って…

くわえて走ってみた。


でもさ…

みんな進行方向が同じだから

まず…

ぶつからないんだよね…

それでも俺は

パンをくわえて走り続けた。


遅刻ギリギリの

時間になるように

わざと時間を合わせて…

そしたら

校門の前で

遅刻狩りしてる

たま教授が…



たま「貴様…

何でパンなんか

くわえてるんだ?」



って 聞いてきたから…



クマ「朝飯…

食う暇なかったんすよー!

ギリギリっすよ〜!」



とか言ってごまかしたら…



たま「うん…!

ここで食べなさい!

今日は…

チャイムとか…

気にしなくていいから…」



と…涙ぐんで

優しい言葉まで

かけてくれた…


飲み物なしの

食パンは

モソモソしてて…

口の中の水分を持ってかれて

喉が乾いてガサガサした…





みんなに

不思議な目で見られながら

たま教授と

向かい合って食べた…

たま教授は

気を遣ってくれて…



たま「クマ助手の

お母さんは…

仕事してるのか?

晩ご飯は

ちゃんと

食べれているのか?

去年の夏に失踪した

お父さんからは

まだ連絡ないのか?」



とか…

いろいろ話しかけてくれた。

研究室に行ったら

別の助手が…




助手A「だいじょぶかいっ?」


助手B「俺パン持ってるけど食う?」


助手C「腹鳴ると…やだよね…」



って…

これまた

優しい言葉をかけてくれて…

なんかね…

もうね…

切なくなったよ…




何か…もう…すんません…






博士〓たまこ〓助手





思ってたのと違ったこと

 

 

 

 

 

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