研修生は歯科技工士でありながら、ブラジル・サンパウロの歯科技工士会の広報担当ということもあり、研修先や見学先施設などで、精力的にインタビューをしていました。
(右から2番目の男性は通訳のコハツ氏)
インタビューでの主な質問項目を挙げると、
「日本の技工事情全般」
「日本の技工士の労働環境・賃金」
「技工士養成の制度や学校関係」
「技工士と患者さんとの関係性」
「技工物のチェック方法や配達システム」
「技工物の価格・トレンド」
「技工士会の組織機構」
などを中心に聞いていました。
この中でも、特に技工士学校関係と技工士会の制度は熱心に聞いていました。これは、自国歯科技工士会をより組織的なものとし、かつ歯科技工士養成をより高度に、より充実させたいということの表れだったのでしょう。
つづく。
