佐々井秀嶺上人講演会の御案内

インド仏教最高指導者の佐々井秀嶺上人が、4年ぶりに来日されました。
お師匠様の墓参や、生家の訪問や墓参、各地での講演会などの合間を縫って、当山にもお越し下さいます。そこで下記の講演会を企画しました。ふるってご参加下さい。
参加費は無料ですが、佐々井上人の活動に、できる範囲でカンパをお願いします。

 

 

 

日 時:令和5年6月28日午後2時
場 所:修禅山 妙光寺
参加費:無料(お布施・カンパ任意)予約不要
     どなたでもご参加できます
内 容:『インド仏教の現状と佐々井上人の活動』
主 催:妙光寺(長野県上田市中央3―8―30 電話0268-22-6516)


佐々井秀嶺(ささい しゅうれい)上人
    1935年 岡山県生まれ。25歳の時、高尾山薬王院にて得度。
    1965年、交換留学生としてタイに渡り、その後インドに入る。1967年、龍樹菩薩の霊告によりナグプールに赴く。ナグプールは1956年、B・R・アンベードカル博士が数十万人の不可触民と共に、仏教に改宗した場所であった。以来、現地の仏教徒と寝食を共にし、アンベードカル博士の仏教復興運動を継承。1988年、百万人の市民の署名によりインド国籍を取得。インド名Arya Nagarjuna Shurei Sasai。毎年10月に行われる、ナグプールの大改宗式で導師を勤め、およそ1億人とも言われるインド仏教徒の最高指導者となる。ブッダガヤ大菩提寺の管理権を仏教徒の手に返す奪還運動を主導。
    2003年より3年間、インド政府少数者委員会(マイノリティ・コミッション)の仏教代表に就任。仏教徒の社会的地位向上に尽力する。1990年代より、マンセル遺跡、シルプール遺跡に関わり、仏教遺跡の発掘、保存を展開する。2009年、44年ぶりに日本に帰国。翌年、ナグプール郊外に龍樹菩薩大寺を建立し、大乗仏教の祖師龍樹菩薩を顕彰する一大拠点を設ける。2011年より3年連続して帰国、東日本大震災の被災地を訪れ、犠牲者を追悼し、原発の非道を訴える。

詳しく知りたい方は、You Tubeで「佐々井秀嶺」上人を検索してみて下さい。


                        〒386-0012 長野県上田市中央3―8―30
                                      修禅山  妙光寺
                                      住 職 宮淵泰存
                               電 話 0268―22―6516

※駐車場は狭いので、中央パーキングなど近隣の駐車場をご利用下さい

 

 

 

令和4年4月17日、お花祭りで、農民美術彫刻家池内敏先生に感謝状贈呈式を行いました。

池内先生には、かねてより亀姫様像、亀上の亀姫様像、報恩の白亀様、鹿野苑の白鹿を制作して頂いておりましたが、この度「妙光寺四天猫賽銭箱」四躯が完成しました。一連の功労に対し感謝の意を表しました。

 

 

 

 

 

以下 作品集パンフレットより

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池内敏先生作品集

上田市農民美術作家 工房 菩提樹

 

 

 

亀姫様(仙壽院)像

平成21年10月4日

 

「弁財天奉安351年大祭」に、

弁財天を守り本尊として奉持して来られた亀姫様像を制作しました。

弁財天奉安350年慶讃事業として、檀信徒皆様のご寄付で制作しました。

 

 亀姫様は、広島城浅野家から上田城仙石忠俊侯に嫁がれた奥方。

 

 

 

報恩の白亀様像

 

平成27年1月1日

 

寄進者

 嶋﨑政子様

 和田日出光 公子様

 

「白亀(はっき)は毛宝(もうほう)が恩を報(ほう)ず」(日蓮聖人『報恩抄』定本1192ページ)

これは、昔中国の晋の時代に武将「毛宝」という人のお話です。

毛宝がまだ若い頃、江辺で一匹の白い亀をいじめていた子供達を見て、お金をあげる代わりに白い亀を助けてあげ、河に帰してあげたのでした。

 

それから20年たったある日、毛宝は武将として戦をしていたのですが、戦いに敗れ水を渡って逃れようとするものの、敵から追い込まれて、いよいよ「ここまでか」と諦めた時、20年前に助けた白亀が現れて、毛宝を背中に乗せて向こう岸まで連れていき難を逃れた、というお話です。

 

20年前に助けてもらった恩を、白亀は忘れていなかった。

それどころか、恩返しにと毛宝の命をも助けてくれたのですね。

このように、狐や亀といった畜生でも「恩」「おかげ」を知っているのです。

ましてや私達は人間です。「人として」忘れてはいけない道を大切に生きていきたいものです。

 

亀乗の亀姫様像

平成28年4月8日

 

寄付者

 小山れえこ様

 

 

 

 

 

 

鹿野苑の聖なる白鹿

 

令和元年6月19日

 

寄付者

 宮淵泰存

 宮淵博子

開眼導師

 インド仏教最高指導者佐々井秀嶺上人がご来山、導師をお勤めいただきました。

 

 お釈迦さまが初めて教えを説かれた時を『初転法輪』といいます。それは仏陀の説法が、真理の法の輪を初めて回したという意味です。

 

 お釈迦さまは29才で出家、35才の時ブッダガヤで悟りを開かれました(成道)。それからお釈迦さまは、250㎞北西のベナレスの苦行林に向かわれました。マンゴーその他の巨木が生い茂り鹿が草を食み、修行者が集う、『鹿野苑(サールナート)』の地です。

 そこでかつての修行仲間5人の比丘に初めて教えを説かれ仏教が始まりました。お釈迦さま=仏、教え=法、弟子=僧の三宝がそろい仏教教団の成立です。その初期の教えは、中道(偏らない心の態度)・四聖諦(苦を滅し心の平安を得るための実践の方法)であったと伝えられています。

 

 当山では、仏教の教えの始まりである鹿野苑、鹿が暮らす平安な場所を顕現すべく、池内敏彫刻家に白鹿の制作を依頼しました。

 日本でも奈良・厳島等、神仏の使いとして鹿が自由に暮らす地があります。春日大社「春日鹿曼荼羅」(奈良国立博物館蔵)は「仏陀は神明の本地、神明は仏陀の垂迹」を表しています。

 

 白鹿の背のご宝塔の中には、インド ナグプール近郊のシャッカラ湖の聖石が納められ、白鹿の体内には、皆様の写経が納められています。

 この写経は世界の平和を願い今も続けられています。ご参拝の折、写経にご参加下さい。

 

  

 

報恩の白亀様の賽銭箱

 

令和元年11月23日

 

寄付者

 磯海きち代様

 

 

 

 

 

妙光寺四天猫の賽銭箱

 

 妙光寺では、猫の賽銭箱を制作しました。「妙光寺四天猫」と名付け「姫猫 鈴(りん)」「白猫 天天(てんてん)」「殿猫 悟瓏(ごろう)」「久遠の猫 繭里(まゆり)」四体です。

 

 仏教では、あまり猫の話は出てこないのですが、仏教が中国から日本に伝わるとき、船の中に猫をのせ、鼠に経典をかじられる被害を防いだと言われています。

 当山は、上田市でも結構飲食店の多い繁華街にあり、また裏には蛭沢川が流れ小さな鼠や大きな鼠が出て、困ったことがありました。そんな時、お寺の周りに猫が何匹も現れるようになり、その被害が無くなりました。

 

 お寺を守る四天王……いや「四天猫」としてここに上田市の農民美術作家 工房 菩提樹 池内 敏(いけうち さとし)先生に「妙光寺四天猫」の制作をお願いしました。

 

 

1.姫猫 鈴(りん)

令和2年11月23日

 

弁天堂お守猫

 

寄付者

 鎌 貴志様

 

 

 

 

2. 白猫 天天(てんてん)

令和3年4月8日

 

鬼子母神お守猫

 

寄付者

 鎌 壽美子様

 峯村友子様

 飯嶋 弘様

 宮嶋克幸様

 株式会社水工技建(小泉連夫、

 小泉弘子、小泉健太郎、小泉秀美、 小泉安希、小泉俊人、 射手貴幸、 射手巳和)様

 

 

3. 殿猫 悟瓏(ごろう)

令和3年10月1日

 

 大黒天お守猫

 

 寄付者

  野口尚宏様

 

 

 

 

 

 

4.久遠の猫 繭里(まゆり)

  令和4年2月11日

 

 妙光寺お守猫

 

 寄付者

  飯嶋景子様

  小泉連夫様

  小泉弘子様

  オフィスヒロ株式会社(村山博一、  村山雅乙)様

  峯村すえ様

  宮淵泰行様

 

 

 

 

 

作者: 池内 敏(いけうち さとし)師

プロフィール:

 昭和48年 農民美術木彫作家の尾沢千春氏に師事。

 昭和53年 上田にて木彫工芸をはじめる。

 現在は、上田市丸子の「工房菩提樹」で人物、花、仏像など制作活動中。

 

     〒386-0411 長野県上田市生田2348-87

             工房菩提樹

〔農民美術とは〕

農民美術は山本鼎(やまもとかなえ 明治15年~昭和21年)が提唱し、農家の冬の副業として広まりました。上田の代表的な工芸品のひとつであり、土産品としての販売や木彫りの体験ができる工房もあります。

上田市周辺では現在15人ほどが専業で制作活動をおこなっており、長野県指定伝統的工芸品にも指定されています。

 池内敏先生の作品は、軽井沢の旧軽銀座の「手工藝 佐や」で購入することができます。                (令和4年4月17日)

妙光寺では、今 猫の賽銭箱を制作しています。「妙光寺四天猫」と名付け「姫猫 鈴(りん)」「白猫 天天(てんてん)」「殿猫 悟瓏(ごろう)」「久遠の猫 繭里(まゆり)」四体です。

             「姫猫 鈴(りん)」

 

            「白猫 天天(てんてん)」 

 

               「殿猫 悟瓏(ごろう)」

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今制作中です。

          「久遠の猫 繭里(まゆり)」


仏教では、あまり猫の話は出てこないのですが、仏教が日本に伝わるとき、船の中に猫をのせ、鼠に経典をかじられる被害を防いだと言われています。
 当山は、上田市でも結構飲食店の多い繁華街にあり、また裏には蛭沢川が流れ小さな鼠や大きな鼠が出て、困ったことがありました。そんな時、お寺の周りに猫が何匹も現れるようになり、その被害が無くなりました。

 お寺を守る四天王……いや「四天猫」としてここに上田市の農民美術作家 工房 菩提樹 池内 敏(いけうち さとし) 先生に「妙光寺四天猫」の制作をお願いしました
 現在3体の猫の賽銭箱できてきました。参拝の折りにかわいがって下さい。

〔農民美術とは〕
 農民美術は山本鼎(やまもとかなえ 明治15年~昭和21年)が提唱し、農家の冬の副業として広まりました。上田の代表的な工芸品のひとつであり、土産品としての販売や木彫りの体験ができる工房もあります。
 上田市周辺では現在15人ほどが専業で制作活動をおこなっており、長野県指定伝統的工芸品にも指定されています。
 池内敏先生の作品は、軽井沢の旧軽銀座の「手工藝 佐や」で購入することができます。

 現代アーティストの小松美羽氏が、2021年4月17日に身延山久遠寺でライブペインティングを行いました。日蓮聖人降誕800年の慶讃事業として行われたものです。

 身延山を日本仏教の三大霊山の一つとして認める小松氏が、自身のテーマ「祈り」を込めながら作品を完成させていきました。

 ここに日蓮宗新聞 2021年5月10日号に掲載された記事を少し紹介させていただきます。小松 美羽氏は、上田市のすぐ近所、長野県坂城町出身の現代アーティスト。狛犬をモチーフにした作品で知られています。

 

 

 

YouTubeで小松美羽氏の身延山久遠寺でのライブペインティングが掲載されています。

 

 

 池上本門寺では、10月13日午前7時から「特別説教・臨滅度時法要」が生中継(インターネットライブ配信)が行われました。私も本堂にタブレット端末を置いて一緒に法要に参列させていただきました。

 ちなみに、妙光寺の御会式は、旧暦の同季節ということで、11月23日に行います。

 

以下、池上本門寺ホームページのご案内引用
 「特に臨滅度時法要は、全世界の方々がこの法要に合わせてインターネットの配信を見ながら各地で法要をされています。七百三十八年前の10月13日同刻、多くの弟子信者が見守る中、日蓮聖人のご入滅を告げる鐘を日昭聖人が打ち鳴らされたように、「臨滅度時の鐘」を当山の貫首が打ち鳴らします。その荘厳な法要に、本堂にいる多くの方々と共に、皆様もインターネットを通してご一緒に「ご参列」下さい。」

 

 

 

 

 

東京・日蓮宗大本山池上本門寺で行われたお会式の臨滅度時法要と特別説教のライブ配信が、YouTubeで今も見ることができます。

 

10月5日頃より境内のお会式桜が咲き始めました。

 

 

 

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弘安5年(1282年)10月13日8時頃、東京池上の地で日蓮聖人が、弟子や信者一同による法華経(ほけきょう)読誦の中お亡くなりになられた時、庭の桜が一度に時ならぬ花をつけたと伝えられます。

この桜は、今も「お会式桜(おえしきざくら)」として池上大坊の敷地内に現存しており、毎年、聖人がご入滅された旧暦の10月13日前後から花を咲かせます。

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 当山の御会式桜は、2000年身延山参拝の折、門前で購入してきたものです。  

  2001年                   2002年

 

鉢植えのままだと木がなかなか大きくならないので、2012年頃庭に植えました。

ところが2014年2月14日頃の大雪で折れてしまいました。勿体ないので折れた枝をまた鉢に挿しておいたところ、根付きましたので、一本は弁天堂の庭に植えました。

 

  

2014年の大雪             折れた枝が根付く

 

 

   2021年4月満開         2021年4月満開(弁天堂庭)

 

 

 

 

日蓮大聖人第七百三十九回 報恩御会式(おえしき)御案内


当山恒例の大行事、宗祖日蓮大聖人報恩御会式と写経・開運祈祷を、左記により執り行います。 
本年は新型コロナウィルスの感染予防「三密」を避けるため、二回に分けて開催いたします。祖師日蓮さまへのご恩報じと、ご一家の家運栄昌祈願のため、ご参加下されたく、ご案内申し上げます。感染を避けるため昼食の用意はありません。
                 記 
 十一月二十三日(月)勤労感謝の日 
  上田市の方
    午前九時半  受 付・写 経 
        〃 十時半 御会式大法要
                法楽加持
 上田市以外長野県内の方
        午後 一 時 受 付・写 経
     〃  二 時 御会式大法要
                法楽加持 
         〃  三 時  写経銅像体内納経
 長野県外の方は、感染予防のため、リモートZOOMでのご参加でお願いします。
                           ミーティングID : 987 7325 0708 
                  パ ス コ ー ド : 2A1fYY

 

◎ Zoomミーティングで法要参加ご希望の方は、左記ID とパスコードを入力してご参加下さい。

    ミーティングID : 987 7325 0708

    パ ス コ ー ド  : 2A1fYY

 

ソフトが40分で一度終了してしまいますので、その時はもう一度

入りなおしてください。

 

 

  

8月31日、境内の御会式桜が早くも二輪花を咲かせました。

 

 

 

これは9月3日撮影

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 この御会式桜は、2000年身延山参拝の折、門前で購入してきたものです。  

  2001年                   2002年

 

鉢植えのままだと木がなかなか大きくならないので、2012年頃庭に植えました。

ところが2014年2月14日頃の大雪で折れてしまいました。勿体ないので折れた枝をまた鉢に挿しておいたところ、根付きましたので、一本は弁天堂の庭に植えました。

 

  

2014年の大雪             折れた枝が根付く

 

  

2020年4月6日。今年は多くの花を咲かせました。

 

  

2020年5月9日まで花を咲かせていました。最後の一輪