日弁連定期総会への議案提出についての現状のご報告
私たちが提案した「日弁連総会の議場と各単位会が設けた会場をオンラインでつなぎ、各地に居ながら総会に参加することを可能とする会則改正」については300人以上の方からご賛同をいただき、令和3年6月11日の日弁連定期総会の議案にするよう求める発議書を提出しています。 ところが、「会則改正については理事会の出席者の3分の2以上の賛成を持って発議する」としている日弁連会則99条の規定に反するため、これを議案としないとする回答が日弁連執行部からなされました(この旨はすでに4月の日弁連理事会でも報告されています)。 このような状況になっていることについては、発議書を提出してくださった方々はじめオンラインでの総会開催にご支援を頂いている方々に率直にお詫びを申し上げます。 その一方で、発議書は議事規程改正案も内容とするものであるところ、議事規程改正案についても「会則改正案と不可分一体である」、「上位規範である会則はオンライン開催を前提としておらず、会則に反する議事規程改正はできない」との理由で、議事規程改正案についても発議をしないとの連絡を受けています。 しかし、議事規程改正案は会則改正案とは別のものであり、可分のものです。また、議事規程改正案が会則に反するという評価を執行部が行い、議案として提案することもしないとしたことについては、会則・会規上の根拠がはっきりしないため疑義があります。 そのため、私たちとしてはこのたび、下記の「申入書」を日弁連会長宛に提出して、回答を求めることとしました。申入書.pdfdrive.google.com 私たちとしては、オンライン総会の実現に向けて、どのような手段が考えられるかを継続して検討していく予定です。 現時点でご報告できる内容は以上です。引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。