オリンピックが終わり、お盆休みも終わり、世が平常へ還って行く中、当然のように再燃する「大津いじめ事件」。

教育長とやらが19歳の学生に襲われてケガをしたとかなんとかってニュースが回っていますが。
それに関連して、ツイッターで見かけた御意見を。

大津市教育長が19歳の男にハンマーで殴られたって?本当に事件があったのかアンケートを取ってみたら?あと殴られる側に問題があるのではないか?教育長の家庭に問題があったのかも知れない。殴ったことと怪我に因果関係があるかもわからない。遊びでじゃれていただけかも。加害者にも未来がある。

まさに正論。
法治国家である以上、私刑は違法行為ではありますが。
過去から様々な仇討は物語として伝わっている訳で。
サルカニ合戦だって、サルを懲らしめるメインはクリとかハチとかウスであって、カニ自身がメインではありませんし。

まぁ、そんな屁理屈はあくまで屁理屈なのは百も承知で。
「義憤に駆られて」と言う心意気は、とても素晴らしいと思います。
が、法治国家ですから。
そこは、司法に任せざるを得ないと。
その司法がどれだけアテにならなかろうが、腐っていようが、身内びいきであろうが。
「法治国家」としての根幹にかかわる部分を、大津署とか滋賀県警とか警察庁自体がどこまで重く考えているか知りませんが。
信じるに値しないと思っていても、信じざるを得ないのです。

個人の感情としては、非常に業腹ではありますが。
朝鮮半島の某国家の偉い人が天皇陛下に土下座しろと言ったと言うニュースと甲乙つけがたいです。



被害少年に対して、侮蔑的とも思える言動を繰り返していた人間達の一人として、先の赤い字の引用の解釈が出来ないなら、「あの見解自体が誤っていた」と認めれば良いんですよね。
襲ったのも19歳の学生で、「未来のある加害者」ですから。
でなければ、教育委員会とか教育長とか、そんな「最初から不公平で恣意的な運用するのに、平気で平等みたいな寝言謳うアホの集まりみたいな組織」は解体するべきでしょうし。