こんにちは、ニチ(Nichi)です。
最近刀削麺にハマってます。
先日行ったお店では刀削麺ロボットがいました!
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今年9冊目は
教養としての経済学 -- 生き抜く力を培うために
この本は
これから経済学を学ぶ人達のために
経済学とはどのようなものなのか?
また経済学が普段の生活などに
どのように応用できるのか?
など、色々と身近な例や歴史などを交えながら説明してくれています。
さらに、経済学だけでなく
数学や統計学から中国語・英語などの重要性も解説しています。
中でも、統計学の面白い解説がありました。
ある国で男性100,000人に100人の割合(0.1%)である難病に感染している。
ある男性は、その難病の検査をしたところ、陽性反応が出ていました。
なお、この検査では、感染をしていると98%の確率で陽性反応が出るが、
感染をしていなくても1%の確率で陽性反応が出る。
さて「この男性が感染者である」という確率はどのくらいでしょうか?
ここで98%だと思った人も多いのではないでしょうか?
正解はおよそ10%です。
なぜなら
この検査結果には下記のような可能性があります。
「陽性を正しく陽性と判断する可能性」が98人分(100人×98%)
「陰性を誤って陽性と判断する可能性」が999人分(99,900人×1%)
したがって「陽性反応」が正しいのは1097人のうち98人なので
98/(98+999)
で約8.9%となるわけです。
これはあくまでも「100,000人のうち100人が感染している」という決まった事実が先にあるので、実際の流れとは別ですが
こういった考え方(見方)を色々教えてくれたりして
実務の中の経済学、人生の中の経済学を学べる一冊だと思います。
気になる方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか??
教養としての経済学 -- 生き抜く力を培うために 一橋大学経済学部
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