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Grit〜Vicissitudes〜

『流転、耐、意思力、慈愛、結』
〜流転、流浪、結、繋、慈愛〜

A Jungend Bundesliga Süd West

vs FC Ingolstadt 04 U19

8月26日の日曜日はU19ブンデスリーガ第4節。

相手はFC Ingolstadt 04 U19.

Ingolstadは少し遠いので、前日入り。

ホテルでしっかり休養を取り、朝は朝食をみんな一緒に取り準備、そして会場入り。

試合結果から伝えると1-3で敗戦。

リーグ初得点が生まれましたが、3連敗。

結果だけみるとアウェーできっちりやられてしまったように思われますが、試合内容を考えると絶対に勝っておかないといけない相手だった。

相手は試合までの分析通り基本の形は4-4-2。

守備時は2ラインを深く保つ4-4-1-1。

攻撃時は守備は上がらず4-2-2-2。

こちらは今まで同様3-5-2。

攻撃時はボランチ一人がハーフスペースに入り3-1-4-2。

守備時は5バック気味の3-4-1-2。

守備に関しては相手の2トップに対して3枚のうち2枚が見て、1枚は残る形。

相手は繋ぐサッカーをせずに、センターバックからサイドバックにボールを預けたらすぐにロングボールを入れてくる形。

これも分析通り。

後ろの3枚のDF陣は1対1では完全に勝利。

強さを発揮して空中戦のヘディングもすべて跳ね返していました。

前節のバイエルン戦同様良い守備を試合を通してできていた。

しかし、相手選手のセンターバックに対して前線の選手がプレスに行ったためにサイドバックへのプレスが甘く簡単にロングボールを入れられてしまった。

試合中に監督に話をして、相手のセンターバックにはトップ下の選手、サイドバックにボールが出た時に前線2枚がプレスをかける形に変更。

これは相手がボランチを使って攻めてこないとみての判断。

トップ下が出ることで空いたボランチのスペースを使われると簡単にビルドアップされてしまう恐れがあるので、そこを警戒しながらプレスをかけさせた。

1つ良い点としては試合中の変更が上手くいった点があげられる。

しかし、自分たちのミスで失点をしてしまう。

ロングボールに対してキーパーがキャッチミスをしてこぼしたところを決められてしまう。

そして、2失点目も近い状況で入れられてしまい、自分たちのミスから2失点。

いくらポゼッションを主としないサッカーを展開しているチームとはいえ、一つのミスが失点に通ながってしまうのはやはりブンデスリーガのレベル。

その後は自分たちのミスでも勢いは失わずにボールポゼッションを高めて、ウィングバックが上がる時間を作れるようになっていく。

そのなかで右サイドから上げたクロスをセンターフォワードの選手がヘディングで合わせて1-2と1点差にして前半を終えた。

ハーフタイムのロッカールームでは自分たちのミスからの失点があり、監督の怒号が飛ぶ。

後はスペースの確認、ボールポゼッション、サイド、裏へのスペースを早めに使う事、攻撃時の相手のスペースを消すためにライン間を短く保つことを話した。

後半に入り、更にペースを上げたが、またミスから最悪の状況にしてしまう。

相手キーパーからのロングボールを左センターバックが跳ね返す。だがそのボールをダイレクトで更に相手に跳ね返される。

最初の跳ね返しを3バックの左がヘディングしたために、戦術通り、左サイドの選手がギャップを埋めるためにその裏をカバーしていた。

ここまでは完璧な動き。

しかし相手がダイレクトで跳ね返したボールを一番後ろのラインにカバーに入っていたその左利きの選手は内側にトラップしてしまい、相手に攻撃方向へ前進しながら奪われ、キーパーと1対1に。

後ろから追いついた奪われた選手がペナルティエリアぎりぎりで相手を倒してしまいFK。

そしてもちろん、決定機だったのでレッドカードで退場。

この流れだけでもきついのに、キーパーの立ち位置が明らかにずれており、相手にFKを直接入れられてしまう。

1人少ないうえに1-3の状況。

監督はここで3人選手を変えて、4-2-2-1に変更。

残りの30分は相手が一人多いにも関わらずずっと攻め続ける状況に。

だが、シュート精度、あと一歩が出ずにそのまま1-3で敗戦。

相手の戦術はロングボール、8枚でライン間を狭くして守る展開だった。

さらに個人的な能力もそんなに高くなかったので、非常に残念。

試合の入り方、重要な部分でのミスを減らす等、まだまだ改善の余地が見えました。

ディフェンスに関してはいいのだけれど、奪われ方が悪すぎて失点してしまっている。

攻撃に関してはもっと練習で詰めていく必要あり。

しっかり回す部分と、時間をかけずに簡単に前線へ運ぶ部分。

どの場面でも大事な事は正しい判断を素早くすること。

ボール技術の問題は少ない。

あとは相手の早いプレスがある中で判断の部分になると思うので、その分析、練習プランを立てていきたい。

次節は2週間後にTSG Hoffenheimと試合。

勝利するためにしっかり分析してホームで勝てるように望みたい。

DFB Pokal Junioren

FSV Frankfurt U19 2-3 FC St Pauli U19

 

以下のリンクはドイツサッカー協会のサイトからDFB Pokal Juniorenのハイライトです。

5分25秒あたりから僕らの試合になります。

https://tv.dfb.de/video/dfb-junioren-vereinspokal-die-torshow-1-runde-teil-1/22833/

 

先週末はリーグ戦がお休みでFC St Pauli U19とDFBポカールというドイツのカップ戦ホームでの初戦でした。

結果は2-3で惜敗。

2度追いつきながらも勝ち越せずに3点目を相手に入れられて敗戦。

前半は中盤からのプレスに徹して相手にボールを持たせてボールが中盤から前線へ入ったところでプレスの強度を上げていった。

相手にはドイツU19代表の選手が中盤にいて、とても早く、いやなところにポジションを取ってくる。

それでも試合前分析で相手のサイドバックがかなり高い位置を取ってくることからそこを取りどころにして、プレスをかけ、そこから一気にカウンターを仕掛けた。

前半は相手がボールを持つ時間が長く、中盤の選手はスライドでスペースを埋める作業が多くかなりきつい時間帯が続いた。

そんな中、コーナーキックからキーパーがハンブルしてしまう。

それを打たれたがライン際でクリア。

しかしそれが味方に当たってしまい、こぼれたところを拾われて一瞬のスキを突かれて1失点。

前半は耐えて0-1で折り返した。

後半に入ると流れは変わり、こちらは前線から素早くプレスをかけた。

これがはまり、取りどころもよく、チャンスを何度も作る。

そして相手のサイドバックが上がってきたところをこちらのウィングバックがインターセプトして一気に前線へ。

フォワードが抜け出しディフェンスと1対1に。

その裏を一人の選手がかけあがり、その選手に一瞬相手が寄ることで少し空いたスペースへボールを動かし、右足でシュート。

これがゴール右隅に決まり1-1。

押せ押せムードの中、攻撃し続けたが、また一瞬のスキを突かれて失点してしまう。

後半も予想通り、高い位置を取っていた左サイドバックがラストサードゾーンまで入ってきて、左足でクロス。

それをヘディングで合わされて1-2。

 

だが、こちらも反撃。

交代で入った選手が中盤とフォワードとの連携で真ん中をポストプレーとボールに向かっていくスピードを生かしてこじ開け同点弾。

2-2。

残り10分で勢いは完全にうちへ。

その後も何度もチャンスを作るがあと一歩がいかない。

相手のハンドかと思われた場面も審判はスルー。

そして相手のフォワードがハーフスペースに下がりボールを受け、こちらのボランチがプレスに行ききれず、追走する形に。

そこに耐えられなくなった左センターバックの選手がつり出され、その裏へボールが出る。

右サイドの選手がその裏を突き、キーパーより一歩早くボールに追いつき追加点。

2-3となってしまった。

その後は追いつけずにそのまま2-3で敗戦。

なんとも盛り上がったけれど、勝ちきれない非常に残念な試合だった。

ホームで良い試合をしているだけに、ブンデスリーグでも全勝の相手に勝ってリーグにも弾みをつけたかった。

 

試合の中での選手のポジショニング、相手の様子を見て自分で考える力を選手にはつけてほしいと感じた。

コーチ陣の指示として前半にプレスをしっかりかけて、後半は様子を見てプレスのかける位置を変えたほうがよかったのかなと感じた。

試合前分析で相手のストロングポイント、ウィークポイントは的確だった。

しかし、試合後に相手の監督と話すと、相手もうちのウィークポイントをしっかりついてきた。

キーパーが前のリーグ戦でハンブルしているのをしっていて、コーナーキックはなるべく人数をボックス内に入れていてこぼれを狙っていたという。

次は自分たちのウィークポイントも分析の中でしっかりと入れていかないといけないと感じた。

試合後の相手チームとの話や、コーチ陣でのミーティングは本当に楽しく、学ぶこともあり、高いレベルでリーグを戦っているからこそのものだと感じている。

 

これを1シーズン通してどこまで成長できるのかまずは突き進む。

 

次節は9月15日アウェーでTSG Hoffenheimとのリーグ第5戦。

良い練習、準備をして臨みたい。

ドイツ A-Junioren Bundesliga Süd West リーグ 第3節

vs FC Bayern München U19

結果 0-1 敗戦

週末はホームでリーグ第3節バイエルンミュンヘンU19との試合だった。

始めに少しドイツのユースリーグとバイエルンについて。

バイエルンはユースでは飛び抜けているわけではなく、通年は同じリーグにいるTSG 1899 Hoffenheim U19がとても強く、その次といったところ。

しかし、近年はトップチームだけでなくバイエルンがユース年代にも力を入れ始め、良い選手も多くとても強くなってきました。

特にトップの監督に就任したニココバチ監督はアイントラハトフランクフルトの監督時代からユースへの注力を惜しまない監督でした。

その観点からもこれから更にバイエルンはユースから強くなっていくのではないかと予測しています。

そして昨年はこの2チームが飛び抜けた成績を残した結果になりました。

今季ですが、予想以上にバイエルンの個人能力、チームとしての出来が良い。

大人と同じようなサッカーを展開します。

ー試合前相手分析からー

フィジカルやボール技術が高いのは前提なのですが、そこにプラスして他の選手、チームとの違いは状況判断、取捨選択能力にあります。

ダイレクトプレーをするべきなのか、落ち着いて回すのか、一人かわしてからパスを出すのか、又は相手がプレスに来て自分にはスペースがないから預けるのか、ボールをパスで動かしてスペースを作るのか、ファーストタッチでボールを運び自分でスペースを作るのか。

ここら辺の判断能力、遂行能力(ここは技術、フィジカルに起因しますが)が非常に高い。

バイエルンのゲームモデルを意識して分析はしましたが、その状況に応じてロングボール、ショートパスを使い分けているので掴みづらい。

ですが、ボールがセンターバックやサイドに移った際のボールの入れどころ、中盤の動き(どの選手が下りてきて、ハーフスペースの使う選手やタイミング)には傾向があり、そこをプレーモデルとしてピックアップしていきました。

・試合ではライン間のスペースを極力減らし、一人目のプレスをためらわない事。

・前後、左右とラインをそろえる事にプラスして、一人目がプレスに出た際は空いたギャップを埋める事。

・プレスは前線からではなく、中盤から。

・3-5-2に対して3-5-2で対応。

・前線二人が中盤に加わりプレス。

・奪った後の切り替えの速さでチャンスを狙う

他にもいくつかありますが、このような内容と相手の前節のビデオから編集してミーティングで事前に選手たちに話をしていました。

そして試合開始から選手間の距離をうまく保ち、選手たちは完璧に近い守備を見せてくれました。

3バックと2ボランチも含めた5人は1対1、ボール奪取率も高く、最高の出来でした。

前線の選手の足元に上手くボールが入らないバイエルンはロングボールも多様してきました。

1,2回抜け出されそうになり危ない場面はありましたが、無理にラインを下げずオフサイドライン、キーパーとの連携で切り抜けました。

攻撃面ではボランチが奪ったところから素早いカウンターでチャンスを何度か作りました。

ですが、最後のパス、シュート精度を欠き、得点は奪えなかった。

試合は相手に左サイドから低いクロスボールを入れられてそれに対応した選手のファールを取られ、PK献上。

微妙な判定でしたが、取れれてしまった以上仕方ない。

それをドイツユース代表の10番にしっかり決められて0-1。

PKの1点に抑えたけれど、1点を奪うことが出来ずにそのまま0-1で敗戦。

2連敗となりました。

ですが、試合内容としては悪くなかった。

この試合は選手たち、コーチ陣にとっても自信になりました。

ボランチが1対1でしっかり勝ち、簡単にボールを失わなければ、このリーグでも結果を残せると自信になった。

後は早く得点、1勝をあげること。

もちろん改善点もたくさん出てきました。

・1人目のプレスでかわされたときの他の選手のポジショニング

・スローウィング

・セットプレー

・ラストパスの質と動き出し

・ロングボールのタイミング

・ウィングバックの関わり方

僕自身もたくさん改善点が見つかりました。

・分析ビデオ構成

・前日ミーティングでの説明方法

・1週間のスケジュール編成

・試合分析から月曜日に行っているトレーニングメニューへの導入

・試合中の分析

1シーズンを通して僕自身も成長できるように変化を恐れず、たくさんチャレンジしたいと思います。

次節はアウェーでFC Ingolstadt 04 U19。

今後も楽しみな試合が続きます。

 

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