2015.3月頃


今までの事をランダムに記していきます。


はじめとにかく農業がやりたいと思い、農水省の農家インターンシップ制度が当時あって、近隣の農家で数日だけ体験させてもらったりしていました。


そしていよいよ自分の畑を。

と思って、その時はうちに残された農地があることを忘れていましたから、とにかく空いてそうな農地、それも家の近く、で歩いて探しました。家の向かいに何も使っていないところがあります。


もうその時は、突撃ですね。

そこの地主さんは誰かを父に聞き出して、早速菓子折りを持って訪ねました。アポ無しです。奥様が出られて、怪しんで目が釣りあがっちゃったりしました。「あそこの土地はうちのじゃない、あの家のだ」とか適当なこと言われてしまって。その家に行くとうちのじゃないと。


夕方尋ねると旦那さんが出て、やってもいいと許可をいただきました。そして村の開発の話やら、昔の農業の話などいろいろお話を聞きました。


これを父に報告すると、慌ててうちに畑あるからそこでやればいい、と教えられたのが今の畑です。確かに昔祖父がやっていた畑がありました。


大半は開発で失ったのですが、僅かに親戚の名義で残っていたのです。


こうして私は自分の畑を得たのです。


人に借りようとしてあれほど父が慌てたのは、同じ村の中での現状変更に対する、なにか違和感というか、村の中で気を使いたくないのでしょうか。


これがまた後々にも問題となってくるのです。


兎にも角にも私は畑を手に入れたのです。


本日はここまで。