日本女子プロゴルフ協会（ＬＰＧＡ）の新会長に小林浩美さんがさんが就任されたようですね!
小林プロは以前からファンでしたし、物事をはっきり言うので好感が持てます。 (*⌒∇⌒*)
会長の若返りで、才能のある若い女子プロをどんどん世界に送り出してほしいですね!
でも、樋口さんの退任はちょっと寂しい気が。これからどんなことをするのかな・・・(?_?)
それではニュース速報をお届けします。
日本女子プロゴルフ協会（ＬＰＧＡ）は１６日、東京都内で定期総会を開き、昨年１２月の役員改選で選出された小林浩美新会長（４８）の就任と、役員定年を迎えた樋口久子前会長（６５）の退任を了承した。
総会では、協会の一部規定の見直しも承認した。米国など海外ツアーの賞金ランキングに応じて、翌年のツアー出場優先順位を決める最終予選会（ＱＴ）からの出場を可能にしてきた「海外免除枠」を撤廃。実績に関わらず４段階のうちの第１段階の「ファーストＱＴ」から受験するよう改めた。
さらに協会員以外がツアー優勝した場合にプロテストの実技試験を免除する規定も、１年間の移行期間を挟んで撤廃する。小林新会長は「今回目指したのは世界的スタンダード（基準）化。さらに充実したツアーにするための改革」と説明した。
協会最年少で就任した小林新会長は総会後の会見で、「結婚して名前が変わった時に人から呼ばれて『私のこと？』って思うような感じで、まだまだ慣れない。緊張も続いてます」。硬い表情を浮かべながらも、「これまで培ってきた（協会の）礎と実績を引き継ぎ、一歩ずつでも前に進んでいきたい」と力強く抱負を語った。
５期１４年間の会長職を終えた樋口前会長は「重責を果たせたと思う」と新会長とは対照的に柔らかな表情。任期中は協会規定の改定なども積極的に行った。０３年に手がけた機構改革では宮里藍らスター選手の登場にも恵まれ、女子ツアー隆盛の礎を築いた。
樋口前会長は「米国に追いつけ追い越せとの思いでやってきたが、改革の成果が出てきたことがうれしい。今後は小林さんが引き継いでくれるはず」と振り返った。退任後の相談役（シニア・アドバイザー）就任も決まり、「もう少し協会の力になりたい」と話した。【和田崇】
◇協会、改革姿勢が後退の感
小林会長による新体制の船出の席で発表された新年度の協会規定。内容はこれまで進歩的だった協会の改革姿勢から見て、やや後退した感は否めない。背景には昨季３４試合中１７勝が外国人選手だったことが挙げられる。
昨季の賞金女王アン・ソンジュら韓国勢を筆頭に、日本ツアーで外国選手の活躍は目覚ましい。米女子ツアーでは韓国勢の台頭と米国人スターの不在からスポンサー撤退が相次ぎ試合数は激減。景気低迷でテレビ視聴率、観客数が緩やかな減少傾向に転じている日本ツアーにとっても、他人事とは思えない深刻な状況だ。
ＱＴの海外免除枠撤廃により、日本ツアーに新規参戦する外国選手は計４度の予選会をくぐり抜けなければならない。事実上、参戦条件を厳しくしたのは、トーナメントを主催するスポンサー側の意向に配慮した側面も見逃せない。
樋口前会長が「実力主義」を打ち出し、０３年に大幅改定したツアー規定にもメスを入れた。宮里藍らスターを生み出した非会員のプロテスト免除の特典を廃止。実際に特例を利用して協会員となった１７人中１２人が外国選手という事実もあるが、特例撤廃で「社会貢献やファンサービスなど、協会員としてあるべき姿を理解してもらう」（樋口相談役）との立場を強調する。
一方で、宮里ら海外ツアーで活躍するシード選手が国内出場義務試合数を下回った場合のペナルティーも、これまでの罰金からシード対象外へと厳しくするなど、公平性重視の改革にも乗り出す。
ツアーのグローバル化が進む中、「門戸開放」と逆行する側面も併せ持つ今回の新規定。小林新会長のかじ取りが注目される。【和田崇】
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