先日、昔勤めていた会社で一緒に働いていた女の子から電話が来た。
その子はすでに結婚退社しており
今度アルバイトを始めたので是非今日逢って欲しいとのこと。
突然の電話で、私もアポが有ったので終わり次第こちらから電話することにした。
アポが長引いいたので多少遅れて電話し、久しぶりなのでお茶でもするか、となり
待ち合わせ場所へ。
着くと、上司と言う男が一緒に居て名刺を出され
冠婚葬祭互助会の○○でございます・・・・だって。
適当に挨拶して、女のの子を連れて喫茶店に入った。
聞けば、2~3日前からこの仕事を始めた。
一日4時間くらい住宅地でピンポン押しての飛込みをするらしく
始めてすぐに、元の職場や友人、知人を声掛けさせられた中での
私への電話だったらしい。
商品説明のトレーニングは何も無かったらしく
まともな説明は出来ず、商品知識はゼロ。
上司はとにかく「昔のよしみ」のみで入会させようと言う魂胆らしい。
それが営業の近道と思っているのだろうか。
私も生命保険の営業を生業にしているので解らなくも無い。
生命保険業界は昔から、新入の生保レディたちは
まずは親戚縁者、友人・知人から声を掛けるというのが常識で
一通り回ったら行くところが無くなり、白地へ行く度胸の無い者は
すぐ辞めてしまうのがパターンで、付き合わされている親戚はたまったもんじゃない。
私も最初は生命保険ど素人で始めているので、親戚や友人、昔の客先など
回りたかったが、仮にも営業職15年のプライドが許さなかった。
最初はどうせ断られるだろう、同じ断られるなら知らない人に断られた方が楽だと思い
まったく地盤の無い地域でひたすら飛び込みをしていた。
その甲斐あって、現在の契約者の8割は新しいお客様だ。
彼女がどれだけ本気で今のアルバイトをしようとしているかは知らないが
たぶん続かないだろう。月に直したらわずかな額だが
主婦の腰掛程度の仕事にいちいち付き合っていたらきりが無い。
それと、義理人情を楯に契約を迫るのはフェアじゃないとも思う。
相手の逃げ道をふさいで追い詰めるようで嫌いだ。
やはり、営業に近道は無い。
人知れずコツコツと、楽な道を選ばず、誠実に、一人ひとりにあたっていくしか道は無い。
楽をすれば、そのリバウンドが必ずやってくるもんだ。
この道に新規に入って、スタートから華々しく数字を挙げているやつほど
良く年には居なくなるってのが多い。
楽して回った結果だろう・・・・・・・。
しかしながら、彼女はそこまで深く考えていないだろうなあ・・・・・