ジュニアスイマーの親は大きく分けて2つあると思います。そこから派生するものもありますのでそこも述べます。

大きく分けて2つとは、簡単です。親が選手経験者か否か。そこがでかいように思えます。

まず、自らのことなので書きやすい、「選手未経験の親」。この親の中でも分派します。それは、頭でっかちパターン(①)と完全お任せパターン(②)。

①の親は、経験は無いのですが、知識だけはあって、スクールや子どもに意見やアドバイスを言っちゃう人。
私はどちらかと言えば①だと思います。ただ違うのが、①の親は、スクールへの「理不尽な」意見を述べることが多いのですが、私はそれはありません。無いというか出来ない、人見知りだから(笑)だから、文句は言いませんけど、勝手に他のスイミング経験者に指導を仰いでいます。そして、そこでも勝手に取捨し、スイマーに合うものだけを取り入れています。

②の親は我がスクールでは少ないんですが、基本スクールにお任せ。しかし、数少ない②の子どもさんは、地域トップクラスです。それを見ると、スクールに完全にお任せしといたほうがいいのかなとも思いますけど、その親との交流は無いので、もしかしたら、スクール以外に筋トレやプライベートレッスンを受けられている可能性はありますね。うちみたいに。

ではもう一つの「選手経験者の親」。この親御さんにも2パターンありまして、
それは、マジで選手やってましたパターン(③)と水泳かじってましたパターン(④)です。

あくまで狭い範囲での知識ですけど、③の方は、以外とスクールお任せ、④の親は口は出すし、他の親御さんにしょーもない知識を披露する方が多いように思います。

③の親御さんは、逆に言うとご自分で指導もできるため、お任せというか、泳ぐ環境だけを期待しているのかなとも思います。試合前に、市民プールで指導をしているという話も聞きますし。結果が出ている子もいればそうでない子もいますが、練習態度や挨拶など、見習いたいほど立派な子が多いです。

④の方が私からすると一番厄介。最初は、ためになるなと話を聞いてはいましたが、実は裏では、上級生の自分の子どもがうちの子に抜かれたくない、みたいなことを言ってたみたいで、言われていたアドバイスも信用できなくなってしまいました。良く良く聞いてみると、小学生のときにちょろっとかじった程度で、試合にも出たかどうかあやふやらしいのですが、練習中は観覧席で、ストップウォッチ片手に右に左に奮闘されてます。それも我が子だけではなく、気になる子は全て。でもお子さんはそれほどガツガツしてなく、おとなしい子が多いのが不思議です(笑)

じゃあどのパターンの親が良いのかとなりますが、統計をとったわけじゃないのでわかりませんが、子どものスクールという狭い範囲で、さらに、子どもの成績だけ見ると、

②≧③>①≧④

ですかね。意見を言う人って目立っちゃうから、どうしてもその子どもさんにも目がいきがち。だから、「あれだけ言ってるけど結果はこれかい!」となっちゃうのかもしれません。

試合結果、つまり、タイムだけがピックアップされがちですが、スイミングを通して、子どもだけではなく、親も成長することが大事だと思います。

「知るものは言わず、言うものは知らず」の精神で、基本、スクールにお任せして、スイマーを応援していこうと誓った朝5時。

早起きジジイの戯言でした(笑)