突然ですが、問題です!

「金融機関の売上構成は、主に利息と手数料です。売上の構成比はどのくらいでしょうか?※金融機関により異なります。」


答え

だいたい、「利息:手数料=8:2」

利息収入が多くを占めています。

どうですか?意外でしたか?それとも、的中しましたか?

そんな金融機関とっては儲けの筆頭である融資について、話を始めていきます。



今回は融資の具体的な審査目線とかではなく、主な商品ラインナップの紹介とイメージづくりをしていただきます。


今回は融資の商品は、大きく分けて、事業向けと個人向けに分かれます。


事業向けは設備購入の為のものであったり、買掛金支払いの為の運転資金であったりします。

個人向けは、住宅ローンや教育ローン、マイカーローン、使い道自由なフリーローンやカードローン、クレジットカードなどがあります。


事業向けと個人向けの主な商品ラインナップの紹介はこれでおしまいです。具体的な今回はせずに、また別のブログで書きます。


さて、「融資」と聞いて、毛嫌いする人はいませんか?借りることが悪だと思ってる人はいませんか?

たしかに、自分の返済能力を越えて借りてしまうと、返済不能に陥ってしまいます。そういう意味では融資は悪魔の囁きなのかもしれません。


しかし一方で、お金を借りることで、住宅を取得して家族を養ったり、大学に進学することで就職が有利になったり、車を持つことで家族旅行ができたり、元金と利息の返済負担のかわりに、別の価値が生み出されるかもしれません。


融資に対し、善悪で判断するでは無く、ライフステージに応じて検討することをおすすめします。


ライフステージを考えるなんて、普段しないことだと思います。考えるべき時期としては、結婚、住宅購入、出産とか、自分以外の誰かを養う必要ができたときが良いかと思います。


事業向けも個人のライフステージと似たように、事業の方針や計画に沿って資金繰りを検討されているかと思います。


じゃあ金融機関は黙って待ってるのかといえば、そうじゃありません。ライフステージの提案や事業計画策定のお手伝いをしながら、融資の機会をうかがっています!


金融機関は「融資」という形で「お金を売る」仕事をしているので、どこかでお金を売り込む機会がないかなぁと考えています。


だって金融機関の売上の大半が利息なんだから!!!!


とはいえ、誰にでも融資できるわけではないのが現実です。融資を何に使うのか、融資をするかしないか、融資ができるかできないかと審査が必要になってくるわけです。


次回は「融資の5大原則」に触れつつ、まずは個人向けローンについて、私が思う融資審査のポイントについて書いていきたいと思います。




おわりに

資金調達の方法として、これまでは融資や株式くらいしかありませんでしたが、最近では売掛債権の買取や、クラウドファンディングなどが目立つようになりました。

金融機関は単にお金を貸し出す役割は終わりを迎えようとしているのかもしれません。

とはいえ、圧倒的な資金量と、蓄積された融資情報や経験を持つ金融機関は強いです。また金融機関との融資取引実績は、対外的に信用度が高くなり、有利に働くことがあります。

ですので、まだしばらくは資金調達先として、金融機関が優位に立つと思います。


でも今後はわかりませんね。

資金決済では、銀行口座を介さない電子決済で、金融機関は遅れをとっています。

決済するところにお金が集まります。金融機関は預金を元手に融資をするのですが、お金が金融機関に集まらなかったら、どうなるでしょうか?融資ができなくなるかもしれませんね。


そうならない為に、金融機関も電子決済に参入したり、連携したりと策を練っていますが、はたしてうまくいくでしょうか??


10数年前に理系大学を卒業し、金融機関勤務に就職した男性、それが私!特に夢や野望もなく、「世の中を回しているのはお金」とよくわかんない理由で自分を正当化させ、金融機関の採用面接を受け、運良く就職できました。


ああこれでひと安心。あとは定年まで仕事したら人生楽勝じゃん!って、この時は思ったなぁ・・・

具体的な「なんだこれ!?」に入る前に、「これは良かった!」と思えることを書いておきます。


これは良かった①

休日はカレンダーのとおりです。土日祝日はお休みです。たまに休日勤務ありますが、きちんとお金がでます。もしくは振替休日を取得できます!


これは良かった②

社内規定が文章化され、誰でも、いつでも閲覧可能です。何をやるにしても社内規定が大原則!私が勤務した金融機関の社内規定には社内基本方針や就業規定だけではなく、預金や融資の商品の事務処理方法も書かれていたので、取扱いに不馴れな場合は大変助かった!


良かったと思えるところはこれぐらいかな?とはいえ、これだけでも十分にホワイト企業ですよね。ですので、これから書く「なんだこれは!?」っていう話は、社会を甘く見ていた私の話です。みなさんは大丈夫かと思います。


なんだこれは!?①「通信講座をやりなさい!」

社会人になっても、一生勉強とは聞いたことありますが、それって社会の荒波を経験することだと思ってました。マジでただのお勉強をさせられるとは思わなかったです。通信講座は入社する前に基礎講座を受け、入社した後も融資入門、税務入門など様々あります。


なんだこれは!?②「資格も必要だよ?」

通信講座でもびっくりなのに、資格取得まで必要なのか!?

その資格とは証券外務員、生命保険募集人です。これが無ければ、業務ができないものがあります。証券外務員は投資信託や外国債券を販売する際に必要な資格です。生命保険は名前のまんま、生命保険を販売するのに必要な資格です。


なんだこれは!?③「検定試験も受けなきゃだめよ?」

マジで勘弁してくれよと・・・。特に入社したての頃は通信講座と資格勉強と検定勉強のトリプルコンボです。

通信講座に準拠した金融能力検定試験があり、金融機関によってはこの検定試験の合格状況により、今後の昇件に影響します。


なんだこれは!?④「見慣れない用語たち」

今でも覚えている。入社前に勉強した証券外務員試験で出た用語、「目論見書」、これみなさん読めますか?私は読めなかった!!「もくろみしょ」って読むんですよね。「借入金(かりいれきん)」を音読みしたり、もう無茶苦茶でした。読めないので、業務への理解が遅かったです。

他には「プロパー」かな。最初は意味不明でした。金融機関の場合は融資で頻繁にでてくる言葉かと思います。金融機関により使用する意味は異なると思いますが、主に保証協会や保証会社の保証付以外の融資を指します。


なんだこれは!?⑤「ノルマが存在する」

入社してひと安心!まさか金融機関にノルマがあるなんて、嘘でしょ!って私は思いました。入社する前の私は金融機関の窓口しか見たことがないので、顧客への外回りや、ノルマがあるなんて知りませんでした。最初はお客さんに定期預金のキャンペーンを案内するように言われましたね。


なんだこれは!?⑥「元号使用だと!?」

そう!金融機関は基本的に元号を使用します。元号とは明治、大正、昭和、平成、令和を指します。入社するまでは西暦で慣れていたのに、金融機関は元号をなぜ採用するのだろうか?おそらく、金融庁などの行政機関が元号を使用しているので、そのまま使用しているのだと思います。

ちなみに外国為替では西暦を使用します。





今回は私の偏見で選んだ話でした。入社すると、事象の大小はあれど、違和感を感じることがあると思います。

学生までは同年代と先生だけの狭い範囲でしかありませんが、就職するといろんな年代や立場の方がいるので、その時点で空気が違います。

また、アルバイトのような時間給では無く、毎月の給料をもらえます。その給料分を自分で稼ぎを生み出したのか、そういうことが問われます。


最初から違和感に慣れるのでは無理です。それは先に入社した先輩もわかってます。きちんと教えてくれます。だから安心してください。たまに荒療治として、激しい叱咤を受けることもありますが、痛い目にあうと覚えるので、そうやって成長していくものだと思ってください。


次回は融資のお話を書きます。融資のお話は金融機関の収入に繋がる部分ですので、長くなります。なのでシリーズ化になるかと思いますが、構成は考え中です。とりあえず次回は融資の商品について、大雑把に書いてみます。お楽しみに!





おわりに

今回は少し長くなりました。できるだけ短くまとめたいんですが、今回は私自身の偏見話だったので、まぁ長くても良いかなと、自己肯定しています。ですので真面目に読まなくて良いですし、真に受けないでくださいね。

前回は預金の種類を紹介しつつ、金融機関がなぜ預金を欲しがるのか、書きました。

今回は次の2点について、もっと深く書いていきます!


・なぜ金融機関は給与振込、年金振込、売上入金を欲しがるのか?
・なぜ定期預金を欲しがるのか?


どれも同じ預金だから、どれでもいいんじゃないの?

それが普通の意見だと思います。あくまで、金融機関勤務経験の有る私の目線として、こういう見方もあるよっていう話です。

では、さっそく1つ目。
給与振込、年金振込、売上入金が欲しい理由!
答え
①金融機関職員が手間をかけずに、預金が増加するから。
②メイン口座になりやすいから。

解説
金融機関は預金を元手に融資します。元手となる預金を集めるコスト(調達コスト)を安く抑えれば、利益が増加します。預金を集めるコストは、例えば人件費、伝票等の購入費、顧客へ訪問する際の交通費などです。しかも入金口座は支払口座にもなりやすく、生活や事業運営には欠かせないものとなります。その為、メイン口座になりやすく、顧客離れがされにくくなります。


では、2つ目。
定期預金を欲しがる理由!
答え
できるだけ残高の変動が少ない預金が欲しいから。
解説
何度も書きますが、金融機関は預金を元手に融資します。普通預金の場合、入金と支払が自由で変動があるため、元手としては少々不安です。極端な話、昨日まで1億円あったのに、今日になって100万円になっていたらゾッとしますね。なので、できるだけ変動の少ない元手を確保するために、定期預金があるわけです。



おわかりいただけだでしょうか?

いつもと違い、金融機関としての目線が入った話だったので、わかりにくいかもしれません。これじゃ今日は100点取れないな。


預金が欲しい理由は、他にもありますが、それはまた融資の話で触れていきますので、お待ちください。今回はあくまで、預金(融資の元手)を集めるお話でした。


次回は、難しい話を休憩して、私が金融機関勤務で経験した「なんじゃこりゃ!?」な話をさせていただきます。需要無いかとおもいますが、私が難しい話を作るのが疲れただけです!(* ̄∇ ̄*)


お楽しみに!

今回は金融機関の預金のお話。


みなさんは預金に対して、どんなイメージがありますか?金庫代わりのイメージしかないですよね。まさかこのご時世に資金運用先のひとつと考えている人はいないと思います。


90年代初期のバブル期では、定期預金の金利が7%の時代がありました。7%であれば複利計算で、10年で元本が2倍ですから、運用先としてはありだったかもしれませんね。


今(令和2年6月18日現在)は0.002%ですので、100万円預けても、20円しか金利はつきません。これでは運用先としては、ものたりませんね。金庫の代わりとか、生活費の決済口座としてる人が大半だと思います。


さて、金融機関には預金として、普通預金、定期預金、積立定期預金などがあります。

普通預金は給与や年金、売上が入ってきて、水道光熱費等の支払いとして利用していると思います。

定期預金はまとまったお金を、積立定期預金は貯金箱感覚で毎月一定額を、普通預金より金利を上乗せされて預けていると思います。

預金の種類は、みなさんが普段使っていますので、特に説明は不要かと思います。


金融機関は預金を元手に融資して、利息収入を得ています。「お金を当金融機関に預けてくれませんか?」と頼まれたことはありませんか?

融資に使えるお金を増やす為に、預金依頼することはよくあります。


特に給与振込・年金振込・売上入金は、金融機関が喉から手が出るほど欲しい預金です。


それはなぜか!?

次回に続きます!




おわりに

できるだけわかりやすい文章を作成するにあたって、今回はたくさん書き直し・訂正・追記を繰り返しました。

伝えたいことがバラバラにならないように気を付けたつもりです。そのため、続きものとなってしまいました。

今回は預金の種類と、金融機関が預金を依頼する理由が伝われば100点満点です。

今回は100点取れてますか??

金融機関にノルマはあるのか?

答えは「YES」。あります!

金融機関に対し、私の周りからはノルマがあるとの認識が薄いです。少なくとも私は無かったww

ちなみに金融機関の商品は主に「お金」です。預金で仕入れで、融資で販売するというイメージですね。

ではどんなノルマがあるのか?具体的に列挙してみました!

新規口座数、預金残高、給与振込件数、年金振込件数、融資残高、クレジットカード契約数、カードローン契約数、投資信託・生命保険販売手数料など、多岐にわたります。

ノルマ達成状況は数値化され、金融機関内部で支店の順位が発表されます。金融機関によりますが、この順位は賞与(ボーナス)に反映されされていると思います。


会社を維持・成長するためには、ある程度の目標は必要なので、ノルマは仕方ないことだとは思います。ただ一方でノルマが厳しいからお客さんに無理な勧誘をしてしまい、それが問題なることがあります。
営業の仕方は、いつも悩ましいです。ほんとに。

始めにも書きましたが、金融機関にノルマはあります。というか、全ての会社に対し、「ノルマはある」と思ってください。


安心してください!
普通の会社であれば、支店のノルマが達成するためにどうするか、全員で考え、全員で動きます。ノルマを1人に押し付けるようなことは基本的にありません!・・よね?(断言はできない!)
普通はやり方がわからなかったり、不安であれば、すぐに相談できる環境を整えているはずです。

就職活動中の方、ノルマに対してモヤモヤしたことが解消できたかな?(むしろ不安が増大させてしまったかと不安です)


次回は、金融機関の本業である預金について、書きます!



おわりに。

新規口座数があと1件で達成できるとなったとき、お願いしたらすぐ口座作成してくれた方に出会えました。とってもありがたくて今でも覚えています。

元気で過ごされてるのかなぁ。。
銀行の本業は何か?

ずばり!!
「預金・融資・為替」

これだけです!!

「えーそんなことないよ!金融機関からいろんな勧誘受けてるよ!」なんて人がいるとおもいます。

たしかにそのとおり!金融機関はいろんな勧誘してます(ごめんね)

でも本業は何かと問われてたら、「預金・融資・為替」、この3つだけです!

預かったお金で、融資をして、金融機関は利息収入を得ています。利息収入から預金金利をみなさんに支払っています。

為替は内国為替と外国為替に分類されます。イメージとして内国為替は主に国内振込、外国為替は主に外国送金や外貨両替と思ってください。
金融機関は振込手数料や両替手数料の収入を得ています。


金融機関の業務がたった3つだけなんて、意外と楽な仕事なのでは?と、金融機関の仕事をわかった気でいるそこのあなた!私と一緒ですねww

私は金融機関のことをきちんと調べもせず入社した結果、色々と驚くことの連続でした。

例えば、預金を集めるのが大変であったこと。金融機関にもノルマがあること。午後3時以降もきっちり仕事をしていること(当然かww)。

そういえば、私の友人に金融機関にノルマがあると伝えると、「え?金融機関にもノルマってあるの?窓口で、気楽に仕事して給料もらってるイメージしかない。」と本気で言われた記憶があります。
私もノルマがあるなんて知らなかったよ!

次回は金融機関のノルマについて、かきます!お楽しみに!



おわりに。
このブログを書いていて、あまりにも間違ったことは書けないなぁと思い、いろいろと調べたら、金融機関のことを書いてるWebサイトってたくさんあるんですね。知りませんでした。
詳しく知りたい方、もしくは既に詳しい方は、このブログは物足りませんね。
物足りない方や、中途半端な知識が嫌いな方は、このブログを読まずに、きちんとした本やWebサイトを見ることを強く勧めます!
 金融機関の世界を紹介する前に、追記です。

 「金融機関」は何を指しているのか、きちんと説明していませんでした。なので、このブログにおける「金融機関」を定義します。

 このブログでの「金融機関」とは、主に銀行(都銀や地銀全て)、信用金庫、信用組合等を指します。みなさんが普段使っている金融機関に当たります。
 日本銀行や日本政策金融公庫、日本政策投資銀行等の政策金融機関は、このブログでは金融機関としないことにします。


 これからも、書いている途中や書いた後で、追記や注釈、後出し情報等があるかもしれません。文章にすることで、自分の中で経験が整理され、新しい考え方が生まれたり、あそこはもっとこういう説明したかったとか、思っちゃうんですよね。
 こんなあやふやなブログですが、お付き合いいただけたら幸いです。

 次回は金融機関の本業について書きます。お楽しみに!
 自身の金融機関に勤務経験を活かして、金融機関がどんな世界なのか、ブログに書いてみようと思います!

 何番煎じがわからない、使い古されたブログネタかもしれませんが、お付き合いのほどよろしくお願いします。

 今回は本題の金融機関の世界をお話をする前に、ご理解いただきたいことを書きます。


【ご理解いただきたいこと】
・このブログに書く金融機関の世界は、私自信の主観です。
 (別の角度から見れば、また違った世界があります。)

・あくまで私が経験した実務であり、法律に基づいた解釈や見解、判例に基づくものではありません。
 (金融機関により、法解釈が異なります。)

・金融機関により、言葉の扱う意味が違う場合があります。

・専門用語はなるべく使用しないことを心がけます。ただし、広く一般的に使用されていると思われるものは、意味を説明のうえ、 使用いたします。

・私自身はブログ初心者です。ブログ運営に関して、アドバイスを頂けたら幸いです。

・私、30歳代の男です。「僕」とか「俺」を使うべきか迷ってます。キャラ迷走中ですww



ってことで、次回からよろしくお願いしまーす!!